ボストンの高層マンション19階の窓から3月22日、一匹の猫が飛び降り、そして60メートルを超える落下の後、あざやかに着地した。いや。あざやかとまでは言えないかもしれない。あざが胸に小さくできたからだ。 その完全なる着地は現地では"purrfect landing"と称賛された。ギネスブックも猫最長降下の記録を確認し、国際的なニュースにもなった(参照)。 現地ボストン・グローブ紙によると、この最長降下記録を更新した猫は、高層マンション、エマーソンパレス19階でブリタニー・カークさんと暮らすメスの「シュガー」である(参照)。 その偉大なる跳躍に最初に気がついたのは2階に暮らしている女性だった。「今日は何か猫のようなものが落ちてきたわ」と思った彼女が階下に降りてみると、そこにドヤ顔のシュガーがいたのだった。 他の階の住人も「猫降ってきたんじゃないの」とぞろぞろと階下に集まり、シュガーの偉業に驚嘆