最近、FBとかで「友だち申請の時はメッセージを付けましょう」みたいな標語がシェアで回ってきて、軽く不愉快になるわけです。またそういうくだらないルールを、世間の既定路線であるかのような顔して押し付けてきやがって、と。礼儀とか常識とかを作り出すんだか、ネット社会に持ち込むんだかして、ネット社会をどんどん住みにくくするのは止めやがれ、と思うこともままある。 しかしFBが大学生のための限定的なSNSでもなくなった昨今、また世界中に広がった昨今、各地でアダプトされれば各地の土着的風習が新しいSNSを下方から侵食するのも、文化史的には広く見られる現象です。逆にいうと、そうした土着的風習を受け入れることで新しい文化がアダプトされる、と解釈されるわけです。マスに受け入れられればマスなりの新しい「マナー」がうまれ、多様化もするのでそれにしたがうのがおとなというものでしょう(この段落はぜんぶぼうよみです)。