中川 全人類、宇宙が楽しみにしておりました。有難うございます。全世界の子供たちが夢をもらいました! そんなドラゴンボールZが久しぶりに帰ってきてくれて「待ってました!キター!」って感じでしたが、今回鳥山先生は脚本から関わられたということで、核になるテーマはなんだったんでしょうか? 鳥山 テーマがないのがテーマです!とにかく楽しんで観終われればいいと考えていました。感動させようとかではなく、観終わった後の爽快感を大切にしようと思いながら描きました。なるべく小さな子供でも分かりやすいシンプルな展開を心がけていますし、娯楽に徹するのが自分の役目と特徴だと思っています。押しつけがましい教えとか言わないようにしています。 中川 沢山の仲間たちが帰ってきてくれて、映画を観て、「ドラゴンボール」ならではと思いましたし、どれも想像できない展開で、愛がみなぎっていました。今回は特にベジータが愛に満ちていると