投票で決めました 「インタラクティブ」なデジタル化はダ・ヴィンチの『マドリード手稿』に（スペイン） | カレントアウェアネス・ポータル2011年6月27日に、スペイン国立図書館（BNE）は、同館の所蔵コレクションである、レオナルド・ダ･ヴィンチの『マドリード手稿』（Codices Madrid）について、インタラクティブなデジタル化を行うと発表しました。これは、6月6日から6月20日の間、同館の公式Facebookページとeメールを通じて募集していた、インタラクティブなデジタル化の候補資料への投票結果を踏まえたもののようです。インタラクティブなデジタル化は、すでに2010年10月26日に公開された、セルバンテスの『ドン・キホーテ』を対象に実施されており、資料が作られた歴史的・社会的背景が分かるように、当時の地図やイラスト等と関連付けながら行われるようです。なお、『マドリード手稿』とは、1409年から1505年頃に書かれた、「マドリードI」と「マドリードII」からなる2種の手稿資料で、機械構造等に関するデッサンやメモが記さ
