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bookとevolutionに関するNeanのブックマーク (11)

  • 私たち人類はネアンデルタール人よりも「バカ」だから繁栄できた? 『禁断の進化史』 | BOOKウォッチ

    動物や人類の進化について書かれたは多いが、書『禁断の進化史』(NHK出版)が、「禁断の」と銘打っているのは、それなりの理由がある。たとえば、生き残った人類はネアンデルタール人であったかもしれない地球の歴史、あるいは私たちが生物学的な実体であるよりも、コンピュータ・シミュレーションの一部である可能性が高いことに触れているからだ。ヒトが世界の頂点に立つ存在であると信じている人には耐えがたいイメージかもしれない。さまざまな学説を紹介しながら、人類の進化の歴史に迫った好著である。 著者の更科功さんは武蔵野美術大学教授、東京大学非常勤講師。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。『化石の分子生物学――生命進化の謎を解く』で講談社科学出版賞を受賞。著書に『絶滅の人類史』『残酷な進化論』などがある。 知能の高さと生物の繫栄は直結しているのか? なぜ知能だけでなく、意識が進化したのか? 

    私たち人類はネアンデルタール人よりも「バカ」だから繁栄できた? 『禁断の進化史』 | BOOKウォッチ
  • 『生命の〈系統樹〉はからみあう:ゲノムに刻まれたまったく新しい進化史』読売新聞書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    デイヴィッド・クォメン[的場知之訳] (2020年2月29日刊行,作品社,東京, 8 plates + 376 + 60 pp., 体価格3,600円, ISBN:978-4-86182-796-9 → 目次|版元ページ) 読売新聞の大評が公開された:三中信宏「進化はネットワークだ —— 生命の〈系統樹〉はからみあう デイヴィッド・クォメン著 作品社 3600円」(2020年6月7日掲載|2020年6月15日公開) 進化はネットワークだ 生物進化を枝分かれする“系統樹”とみなす先入観は無数の生きものの多様性を階層的に理解するためのグラフィック・ツールとしては役立つ。しかし、分岐的な系統樹が現実の進化パターンをうまく表現できるとは必ずしもかぎらない。450ページにも及ぶ書は、分岐するツリーに代わる新たな系統発生モデルとして、網状にからみあった“系統ネットワーク”が登場する舞台裏を究明した

    『生命の〈系統樹〉はからみあう:ゲノムに刻まれたまったく新しい進化史』読売新聞書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
  • 『進化のからくり:現代のダーウィンたちの物語』読売新聞書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    千葉聡 (2020年2月20日刊行,講談社[ブルーバックス・B2125],東京, 262 pp., 体価格1,000円, ISBN:978-4-06-518721-0 → 目次|版元ページ) 読売新聞の小評が公開されました:三中信宏「進化のからくり 千葉聡著」(2020年5月17日掲載|2020年5月25日公開). カタツムリの“恋”を唄ってきた吟遊詩人はときに大冒険に挑む。小笠原の南硫黄島調査隊をレポートしたある報道番組で、この人跡未踏の絶壁の島によじ登りひたすら固有種の陸貝を追い求める著者の勇姿を見たことがある。 書は、著者が自らの経歴を振り返るなかで、国内外の気鋭の進化学者たちとのさまざまな接点や研究交流をつづったエッセイ集だ。めくるめく生物多様性のパターンとそれを生み出した進化のプロセスを解明し続けてきた著者は、何よりも探究することの楽しさを軽やかに語る。 評者は著者とほぼ同世

    『進化のからくり:現代のダーウィンたちの物語』読売新聞書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
  • 『生命の歴史は繰り返すのか?:進化の偶然と必然のナゾに実験で挑む』読売新聞書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    ジョナサン・B・ロソス[的場知之訳] (2019年6月15日刊行,化学同人,京都, xvi+382 pp., 体価格2,800円, ISBN:9784759820072 → 目次|版元ページ) 読売新聞大評が公開された:三中信宏「生命の歴史は繰り返すのか? ジョナサン・B・ロソス著 化学同人」(2019年9月15日掲載|2019年9月24日公開) 生物進化は実験できる 書の読後感は「生物進化ってこんなに実験できるんだ」という素朴な驚きである。もちろん、歴史としての進化は唯一的な個別事象の積み重ねである。この点ではたしかに進化学は歴史学である。しかし、進化を駆動する過程については実験プランをうまく立てることによって経験的に検証することができる。そのような進化実験はほとんど実行できないと考えられてきたが、その先入観はみごとに覆される。 著者は、大西洋・バハマ島でのアノールトカゲやカリブ海・

    『生命の歴史は繰り返すのか?:進化の偶然と必然のナゾに実験で挑む』読売新聞書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
  • 書評 「心の進化を解明する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    心の進化を解明する――バクテリアからバッハへ 作者: ダニエル・C・デネット出版社/メーカー: 青土社発売日: 2018/06/23メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る ダニエル・デネットは進化生物学,認知科学に関する科学哲学者であり,これまで「解明される意識」ではデカルトの心身二元論などの「意識をほかの生理的現象とは異なる特別なものとして説明しようとする立場」を徹底的に否定し,「ダーウィンの危険な思想」でダーウィニズムを鮮やかに解説し,自然淘汰が心や意識を作ったのだという主張を行っている.このような考え方は「自由は進化する」「スウィート・ドリームズ」「思考の技法」などの著作でも展開されている.書はこのような考察の集大成のような書物であり,いかに意識や理由を求める心がヒトに現れることになったのかについての考察が展開されているものだ.原題は「From Bacteria to

    書評 「心の進化を解明する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • cakes(ケイクス)

    cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日

    cakes(ケイクス)
    Nean
    Nean 2015/04/30
    “著者は、生命にとって重要なのは代謝なんだ、という”。
  •  「羽」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    羽―進化が生みだした自然の奇跡 作者: ソーアハンソン,Thor Hanson,黒沢令子出版社/メーカー: 白揚社発売日: 2013/04/01メディア: 単行この商品を含むブログ (7件) を見る 書は保全生物学者ソーア・ハンソンによる鳥類の羽についての一般向けのだ.原題は「Feathers: The Evolution of a Natural Miracle 」.書は2012年度のAAAS/スバルサイエンスブックス&フィルム賞(ヤングアダルト部門),2013年度のAMNHのジョン・バロウズメダルを受賞している.訳は鳥類のリサーチャーでもある黒沢令子によるもので手堅く読みやすくかつ安心感がある. 全体の構成としては前半で生物学的にみた羽を扱い,後半では人間社会との関わりがかかれている. 冒頭は地元(北米ワシントン州)でガイドとして参加した探鳥会において,普通種のコマツグミの名前

     「羽」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  •  E. O. Wilsonの新刊「The Social Conquest of Earth」についてのRichard Dawkinsによる書評:「The Descent of Edward Wilson」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    E. O. Wilsonは,アリについての世界的権威であり,学問分野の統合を主張する巨人であり,70年代の社会生物学論争の一方の主人公(というか被害者)であるわけだが,最近ではD. S. Wilsonのグループ淘汰理論の論文や,Martin Nowak et al.のNatureに載せられた包括適応度理論をこき下ろす悪名高い論文の共著者になっている.おそらく,これらの論文の主要なところはD. S. WilsonやMartin Nowakの手によるもので,E. O. Wilson自身は(理論的な諸問題への理解が怪しい中で)それに賛同して,社会性昆虫についてのコメントを担当しているということなのだろう. いずれにせよE. O. Wilsonは「血縁淘汰・包括適応度理論を否定してグループ淘汰理論で真社会性を説明する」というのが自分自身の理論的な立場だと理解していると思われる.私はまだ読んでいない

    Nean
    Nean 2012/06/01
    あとでまとめてよむ。
  • [科学に佇む心と身体] - FC2 BLOG パスワード認証

    管理人からのメッセージ 某A社との契約を切られた関係で、大幅な更改を行わねば公開できない状態に陥った ため閉止しました。 ご連絡は http://sciencebook.blog110.fc2.com/ もしくは https://twitter.com/endBooks/

  • Book Review - SuperCooperators - By Martin A. Nowak - NYTimes.com 

    Nean
    Nean 2011/04/10
    進化はいかにして利他的行動を生み出したか。
  •  「進化論はなぜ哲学の問題になるのか」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    進化論はなぜ哲学の問題になるのか―生物学の哲学の現在“いま” 作者: 松俊吉出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2010/07/13メディア: 単行購入: 11人 クリック: 190回この商品を含むブログ (27件) を見る 書は進化生物学*1 にかかる科学哲学についてのアンソロジーである.執筆者には若手科学哲学者たちが名を連ね,それぞれの考察をまとめている.全部で200ページ強の小振りのになっている. 冒頭第1章は松俊吉による「自然選択の単位の問題」*2 基的には論争史を簡単に紹介するというスタンスになっている.まず遺伝子淘汰説の問題としてジョージ・ウィリアムズとドーキンスの説明についてのソーバーたちの議論,それに対するステレルニーたちの議論を紹介する.この部分では,キッチャーの整理として,ドーキンスの主張は当初の「一元論的対立遺伝子淘汰主義」から後に「多元的対立遺伝子淘汰

     「進化論はなぜ哲学の問題になるのか」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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