日本三名園の一つ偕楽園(水戸市)のシンボルだったヤマザクラ「左近の桜」が9月に襲来した台風15号の強風で倒れ、腐朽菌に侵され再生不可能な状態に陥ったことが分かった。今は生きているが、いずれ枯死する見通し。京都御所にある著名な「左近の桜」の系統の苗木を宮内庁からもらったため、同じ名を付けた。県は新しい植樹を含め対応を検討中。県が9日、明らかにした。 台風15号の影響で水戸市に暴風警報が出ていた9月9日朝、倒れているのが見つかった。樹木医らの診断の結果、根元まで菌に侵され、回復できないとの判定だった。根だけ残して撤去し、そこに「跡地」と記した看板を立てた。
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気象庁は15日、全国で甚大な被害をもたらした台風19号の名称を定める方針を決めた。台風に名前を付けるのは1977年の「沖永良部(おきのえらぶ)台風」以来42年ぶりとなる。当面は19号の表記を使い、来年5月までに定める。 気象庁は昨年、台風の名称を定める基準を「大規模損壊1000棟以上、浸水家屋1万棟以上、相当の人的被害」などと設定した。台風19号は15日時点で多数の犠牲者が出て浸水家屋も1万棟を超える見込みで、基準を満たすと判断した。 2011年の台風12号は紀伊半島で88人が犠牲になったが、当時は人的被害の基準がなく命名されなかった。今回の台風19号は「令和元年○○台風」となる見込み。被害が広範囲に及ぶため、名称の選定は難航が予想される。 鹿児島県の沖永良部島を襲った77年の沖永良部台風は、人的被害は大きくなかったが、損壊家屋は5000棟を超え、島の約半数の住居が全半壊した。【池田知広】
2019/10/15 13:36 (JST)10/15 13:37 (JST)updated ©一般社団法人共同通信社 台風19号による被害は14~15日にかけて、岩手、宮城、福島、東京、神奈川、長野、静岡の7都県で新たに死者が判明し、共同通信の集計では12都県で死者68人、行方不明者19人となった。国土交通省や総務省消防庁によると、決壊した堤防は7県の47河川66カ所に上り、住宅の床上浸水が6315棟、床下浸水は3517棟に達した。文部科学省によると、福島や長野など計7県の公立の小中学校、高校など計235校が15日の休校を決めた。 水の深さで立ち入りが困難な場所もあり、被害の全容は見通せない。警察や消防、自衛隊が取り残された人の救助や行方不明者の捜索を続行している。
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