ギャグマンガ家の唐沢なをき氏は、『マンガ家入門』本マニアでもある。氏がこれまでに読破してきた入門書の数々は、マンガ界を背負って立つ作家らが著したものであった。それらの書物には、どのような極意が示されているのか!? 今回は、マンガ入門本を手がけられたご経験をおもちの奥様・よしこさんにもお話をうかがった。 唐沢なをき氏(右)と奥様のよしこさん(左) ――今回はマンガの描き方の本について、お話をうかがえるそうですが……。 なをき「はい。実は私、"'マンガ入門本"'のマニアでありまして、子どものころからこのテの本が好きなんですね。マンガ家になりたいなあと漠然と考えていたころから、マンガ家になるにはどうしたらいいか、マンガ家はどういう道具を使ってマンガを描いているのか、マンガ家は皆さんどういった心構えで日々を送っているのか、そういうことについて書かれた本を読むのが大好きだったんですよ」 ――好きに