Googleが先日リリースした「モバイル Google マップ」は、同社が初めて日本の携帯電話向けに開発したアプリケーションだ。携帯電話でPC版と同様の地図機能を再現するにあたって、Googleがどのような点を工夫したのか。開発責任者である石原直樹氏が語った。 石原氏はまず、Googleが携帯電話向けサービスに注力する理由について、珍しいデータを用いて説明した。 例えば、子供が一人生まれる間に何台の携帯電話が販売されているか知っているだろうか。石原氏によれば、その数は実に7.5台にも上るという。 人間の誕生を遙かに上回るペースで、携帯電話は世に溢れているのだ。 また中国には5億人以上の携帯電話ユーザーがいる。日本の人口1億2000万は言うに及ばず、米国の人口約3億人と比較しても、その規模の巨大さには驚かされる。 携帯電話はもはや通話専用の機器ではない。これらの携帯電話のほとんどがウェブアク
![Googleがモバイル版地図アプリで工夫したところ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3266c42664e25519ec170a7056950dd6f8b92049/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2010%2F12%2F13%2Fe5f4736062f597d1278ece654d0855a3%2Fstory_media%2F20355175%2F112805fd_google_184x138.jpg)