ホーム > 映画ニュース > 2020年9月13日 > 黒沢清監督「スパイの妻」ベネチア映画祭で監督賞「ずっと監督を続けてきて本当に良かった」 作品賞は「ノマドランド」 9月9日の上映時には日本からオンラインで会見に応じた黒沢清監督[映画.com ニュース]第77回ベネチア国際映画祭が現地時間の9月12日に閉幕し、金獅子賞を、フランシス・マクドーマンドがノマドのように旅を続ける女性を演じた、クロエ・ジャオの「ノマドランド」が受賞した。また黒沢清監督の「スパイの妻」は銀獅子賞(監督賞)を受賞。本賞が日本映画にわたったのは、北野武「座頭市」(2003)以来17年ぶりとなった。黒沢監督は日本からビデオメッセージを発信し、「この年齢になってこんなに喜ばしいプレゼントを頂けるとは、ずっと監督を続けてきて本当に良かったとしみじみ感じています」と語った。 女優賞は、「Pieces of a woman」