ドイツ東部ライプチヒ市は16日、ドイツの大作曲家バッハのすぐれた演奏家をたたえる今年の「バッハ・メダル」を日本の指揮者、鈴木雅明さん(57)に授与することを決めた。ライプチヒはバッハが後半生を過ごして数々の傑作を生んだ町で、バッハ・メダルはこれまでも傑出した音楽家に贈られてきた。日本人への授与は初めて。 鈴木さんは朝日新聞に電話で「バッハの音楽の持つ国境を超えたメッセージを日本人である僕が伝えることに意味があると思ってやってきた。そのことが評価されてたいへんうれしい」と話した。 鈴木さんはオルガン、チェンバロ奏者として活動するほか、1990年に創設した古楽団体「バッハ・コレギウム・ジャパン」を率いて世界中でバッハの音楽を演奏し、高い評価を得てきた。(ベルリン=松井健)
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