14学則特集、インタビュー第2弾。アンケート結果をもとに植原啓介環境情報学部准教授に情報技術科目の設計意図を聞いた。インタビューから浮かび上がってきたのは、SFCで情報技術を学ぶそもそもの理由、そしてこれからのSFC生の学び方だった。 これからはWebが前提―情報技術科目の設計意図 — 14学則の設計における植原先生の役割を教えてください。 「人工言語」(SFCでは特にプログラミング言語を指す)を含む情報通信分野のまとめ役でした。政策・メディア研究科のサイバーインフォマティクス(CI、新時代のIT人材を育成)というプログラムに、情報系の教員が20人ほどいます。僕の役割は、そこで10回に及んだ会議で話し合ったことを、14学則の草案をつくる場(ワーキング・グループ、各分野の提案を持ち寄る会議体)に持って行くというものでした。 — 人工言語分野ではどのようなことが話し合われましたか? これまでは