6月14日、米投資情報週刊紙バロンズはトヨタが米自動車2社破たんによって利益を受けると予想。写真はバージニア州アーリントンの販売店。昨年12月撮影(2009年 ロイター/Kevin Lamarque) [ニューヨーク 14日 ロイター] 15日付の米投資情報週刊紙バロンズは、ゼネラル・モーターズ(GM)GMGMQ.PKの破たんによって利益を受けることが予想される自動車メーカーとしてトヨタ自動車7203.Tを挙げ、同社のADR(米国預託証券)は大幅上昇する可能性があるとの見方を示した。 バロンズは「トヨタは、強いポジションで景気後退期に入ったことから、最初に黒字転換するメーカーの1社となる可能性が高い」と指摘。 トヨタのADRは約2年前に137ドルをつけたとし、米自動車市場が活性化の兆しを見せれば、最近の70ドル台後半から、向こう1年間で少なくとも115ドルに上昇するとの予想を示した。 GM