[東京 26日 ロイター] トヨタ自動車7203.Tが世界で生産能力縮小を目指していることが明らかになった。関係者などが明らかにした。世界的な自動車需要の本格的な回復には時間がかかると判断し、稼働率を引き上げ採算改善で黒字回復を急ぐ。 関係者によると、具体的な縮小規模やスケジュールは最終決定していない。しかし同社広報担当者によると、小型車「ヴィッツ」などを生産する高岡工場(愛知県豊田市)の1ラインについては、来春から2011年後半まで休止することをすでに決めている。また関係者によると、乗用車「オーリス」などを生産する英国工場(ダービー州)でも2つあるラインのうち1つを休止することを検討している。