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ブックマーク / business.nikkei.com (195)

  • 峰先生に聞く「2024年、マスクはすべきかいらないか」

    近所でなかなか新型コロナワクチンの接種が始まらなくて、困っている。 データを見る限り新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は継続している。感染症法上の区分が5類に移行した昨年5月から11月にかけてのコロナによると考えられる死亡者数は1万6043人。これは「交通戦争」といわれた1970年の年間交通事故死者数1万6765人に匹敵する。最もひどかった時期の年間交通事故死者数に相当する人数が、半年で死亡している(追記:6月5日に厚生労働省は「令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)」を発表した。それによると2023年の死亡者数は3万8080人。パンデミックが始まって以来3年間の死亡者数は10万人を超えた)。 では年間ではどうなのかと、厚生労働省の人口動態統計の現時点における最新版「令和5(2023)年11月分(概数)」を見ると、1月から11月までの統計で、3万6146人が死亡。一

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    Unimmo 2024/06/08
  • 低賃金ニッポン、多様化したのは働き方ではなく「使い捨て人材」

    朝刊になくとも夕刊に。紙面になくともウェブに。日経になくとも朝日に。読売になくとも毎日に、産経になくとも東京新聞に。といった具合に、「多様化する働き方」という自由を感じさせるフレーズは、めでたくレギュラーの座をゲットした。 数年前までは頻繁に「社畜」やら「ブラック企業」という息苦しい言葉が飛び交っていただけに、「多様化する働き方」という言葉はなんともいとおしい。 しかし一方で、「多様化する働き方」(←何度も繰り返します!)は必ずしも、「いや~ほんと、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができて最高!!!」という働き方にはなっていない。 むしろ会社側が「いや~ほんと、正社員にしなくてもいいし~、雇用義務を負う必要ないし~、安い賃金でいいし~、最高だね~!!!」と喜んでいるだけ。 働き方が「多様化」してるのではなく、「働かせ方」が多様化したのだ。 労働基準法、「40年に一度の大改正」 と、初っ

    低賃金ニッポン、多様化したのは働き方ではなく「使い捨て人材」
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    Unimmo 2024/05/08
  • ネット広告巡るモラルハザード深刻化 メディア崩壊は防げるか

    この記事の3つのポイント ネット広告を巡る状況は深刻さを増している 著名人の顔写真を使った詐欺的な広告も増加 状況の改善にはメディア企業トップの決断が必要 この1 年ほどだろうか。ネット広告がひどい状況になっている。まっとうだと思っていた立派な出版社系ネットメディアの広告が、不愉快極まりない出方をする。さらに危険なのがSNSに表示される広告で、Facebookには著名人の顔写真と名前を使った、詐欺としか思えない広告が友人たちの投稿に続いて表示される。 一時期業績が低迷していた米Meta(メタ)は直近の決算でV字回復を遂げたが、その収益急改善の源泉の一部は、こうした詐欺広告にもあるのではないだろうか。Metaは一例に過ぎず、ネット広告は今、ヘドロのような濁った場になっている。一体どうなっているのだろう。 不当な金もうけの手段に ネット広告は、ネットメディアの伸長とともに2010年代から急成長

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    Unimmo 2024/03/01
  • 頭にアンテナを結合した男、職場クビに 共生へ険しき道

    頭にアンテナを結合した男、職場クビに 共生へ険しき道
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    Unimmo 2024/01/25
  • 誤差1%、驚異の需要予測 勝ち筋つくる数学マーケティング

    それは、AI人工知能)でも簡単に導けないような予測だろう。長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」。2023年10月の月間入場客数を約3カ月前の予測値と照合すると1%しかずれがなかった。精度は通常8割で高いとされるが、1日単位の予測でも9割超えは常。99%のときもある。 驚異の誤差1%。なぜ、これほど正確なのか。22年秋、刀が運営支援に加わったからだ。大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を再建した刀最高経営責任者(CEO)の森岡毅が培った「数学マーケティング」がいかんなく発揮されている。 「ここまで緻密なのか」。ハウステンボスインテリジェンス部長の松永一朗は、刀から示されたトラッキングシートのフォーマットを見て驚いた。 シートにはこの先の日々の入場客数や単価の予測がびっしりと書き込まれていた。従来も1年先、1カ月先の需要は見積もっていたが、1日単位まで細分化されていな

    誤差1%、驚異の需要予測 勝ち筋つくる数学マーケティング
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    Unimmo 2023/12/04
  • 生成AIに職を奪われる 東尋坊で絶望する画家の卵と闘う俳優たち

    画家や俳優など創造力が求められる職業までも生成AIに侵されている。 記事やイラストの盗用も相次ぎ、法制度の不備を指摘する声が高まる。創造性を自動化に対抗する最後のよりどころとしてきた人間の存在意義とは。 ■連載予定 ※内容や順番は予告なく変更する場合があります (1)OpenAI、アルトマンCEO電撃復帰 前代未聞の騒動でMicrosoft「実質支配」浮き彫り (2)シリコンバレー最前線 3大トレンドが告げる 生成AI大競争時代 (3)生成AIに職を奪われる、絶望する画家の卵と闘う俳優たち(今回) (4)「生成AIで人の優しさ再現できぬ」失職した米心理相談員の警告 (5)あなたは何社知っている? 新興勢が爆速成長 生成AIの旗手25選 (6)あなたも知らねばオワコンに 「ワード」も「パワポ」も生成AIで一変 (7)SlackNotionGitHub経営者に聞く 「私のAI活用術」 (

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    Unimmo 2023/11/28
  • 足尾銅山の成功と挫折を経て富士通につながる数奇な古河の歴史

    小野組の破綻から再起をかけた古河市兵衛(以下古河)。前回掲載した「富士通の源流となった『古河市兵衛』の挫折と復活の軌跡」では、鉱山ビジネスに成功した裏側には、盟友渋沢栄一の支援があったことを紹介した。だが、成功したかに見えた事業も、大きな問題にぶつかることになる。 急速に拡大した足尾銅山 最近社会的に注目されているSDGs(持続可能な開発目標)に掲げられている17の目標に「つくる責任 つかう責任」という項目がある。資源の浪費を防ぎながら、良質な生産や消費を目指すものだ。生産者側の責任が大きく問われる時代となったといえる。だが、古河市兵衛(以下古河)が活躍した時代は、残念ながら環境や資源への配慮よりも、企業や国の成長が優先された時代だった。 古河が運営した足尾銅山は、今では事業の成功物語の舞台としてではなく、「足尾銅山鉱毒事件」で知られる存在となっている。社会科の授業では、事業者責任とは何か

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    Unimmo 2023/11/20
  • フードサイコパス稲田俊輔が語る「低評価レビュー」の原因

    稲田俊輔さんは、南インド料理専門店「エリックサウス」の総料理長にしてナチュラルボーンいしん坊。鹿児島県生まれで京都大学に進学し、在学中は1Kのコンロ1つの下宿を「ベッド付きキッチン」に改装してテーブルにカセットコンロを増設、招いた友人にフレンチのフルコースを振る舞っていた、とのこと。 卒業後に酒類メーカーを経て友人に誘われ飲店の経営に携わり、そこで手がけた南インド料理の店がヒット。現在のブームの火付け役となりました。エッセー、レシピから小説、そしてSNSまで旺盛に執筆・発信をされており、近著に『いしん坊のお悩み相談』(リトル・モア)、『ミニマル料理 最小限の材料で最大のおいしさを手に入れる現代のレシピ85』(柴田書店)などがあります。今回は最新刊となる『お客さん物語 飲店の舞台裏と料理人の音』(新潮新書)のお話を中心に伺ってきました。 初めまして。稲田さんのTwitter、今はX

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    Unimmo 2023/11/13
  • 仕事辞めVRタレントで生計  仮想世界に新たな職業と経済圏

    仕事辞めVRタレントで生計  仮想世界に新たな職業と経済圏
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    Unimmo 2023/09/10
  • [新連載]ミャンマーが“最後のとりで” 人材確保、苦悩する日本

    人手不足の日を支える東南アジアの労働市場に異変が起きている。日が長期低迷する間に、東南アジア諸国は急速な成長を遂げた。日あるいは日系企業で働く積極的な理由はもはや失われつつある。地理的にも近いオーストラリアやシンガポールにも人材が流出。リモートワークが定着し、米国勢も東南アジアの人材に触手を伸ばす。世界を巻き込んで激化する東南アジア人材の争奪戦。競争力を失いつつある日にとって、人材確保に向けた“最後のとりで”がミャンマーだ。 ■連載予定(タイトルや回数は変わる可能性があります) ・ミャンマーが“最後のとりで” 人材確保、苦悩する日(今回) ・初のミャンマー出身オーナー誕生 外国人材定着図るセブン ・コロナ禍経て競争激化、ベトナム人IT技術者に米企業も触手 ・金の卵は年収400万円でも不満、ベトナム工科系トップ大のリアル ・サンアスタリスクが広げる、日IT人材育成ネットワーク

    [新連載]ミャンマーが“最後のとりで” 人材確保、苦悩する日本
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    Unimmo 2023/06/06
  • 失敗に祝杯を! スペースX「スターシップ」の熱狂と日本の「H3」

    スペースXが4月20日に世界最大のロケット「スターシップ」のテスト飛行を実施、筆者も何度かの「空振り」を経てようやく見物できた。一緒にいた米国の宇宙ファンと挙げた祝杯の後で思い出したのは、日の次世代ロケット「H3」初号機打ち上げに対する米国民の反応だった。 2023年4月20日、テキサス州南端の海辺の村、ボカチカ。2年前からファンが待望していた、スペースXが開発中の世界最大ロケット「スターシップ」のテスト飛行がこの日、幾度もの延期を経てロケット製造・打ち上げ拠点「スターベース」で実施された。ブースターを装着して大気圏外への突入を試みるのは初めてのことだ。 筆者が同地を訪れるのは、2度目。3月11日に実施されるとの噂があったので訪問していたが、結果は空振りだった。4月17日、スペースXが正式に打ち上げを発表していたので「今度こそ!」と現地入りするも、着火目前のところでブースター(宇宙船を打

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    Unimmo 2023/04/27
  • 海外で進む男性のHPVワクチン接種 そのメリットは?

    海外で進む男性のHPVワクチン接種 そのメリットは?
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    Unimmo 2023/04/12
  • 「35年エンジン車ゼロ」より強烈な未来 欧州環境政策トップが示す

    「35年エンジン車ゼロ」より強烈な未来 欧州環境政策トップが示す
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    Unimmo 2023/03/08
  • 「米すら買えない」ひとり親に罵詈雑言 底意地の悪さが生む日本の貧困

    想像力の欠如なのか? 数年前に横行した生活保護たたきと同じなのか? 「お米が買えない」という調査結果の報道に対するSNS(交流サイト)の反応に、何とも言葉にし難い嫌な気分になった。 異論・反論・疑義が相次いだのは、全国のひとり親家庭を支援する団体でつくる「シングルマザーサポート団体全国協議会」の調査結果だ。 「黙れ!」「嘘つき!」といった声 協議会所属の団体が支援しているひとり親約2800人を対象に、「生活必需品の物価高が、ひとり親家庭の生活に与える影響」に関するインターネット調査を実施したところ、お米などの主を買えない経験があった人が半分以上いたことが分かった。 この結果を共同通信などが、「ひとり親、米を買えず5割超 物価高で、支援団体が調査」との見出しで報じたところ、瞬く間にSNSで拡散され、「そんなことあるわけない」という意見がSNSに飛び交ったのである。 「浅はかな記事。マスコミ

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    Unimmo 2022/11/25
  • 富士通、「虎の子」の子会社切り出しへ DX企業転身へ苦渋の一手

    富士通、「虎の子」の子会社切り出しへ DX企業転身へ苦渋の一手
    Unimmo
    Unimmo 2022/11/11
  • 中国へ、米国へ…流出する頭脳、資金力なく見放される日本

    (前回から読む) サイバー攻撃の実行グループが日の電機やエネルギー、自動車関連の企業や防衛関連組織を攻撃している。技術情報の窃取が目的と推測される。一方、藤嶋昭氏、真鍋淑郎氏といった世界的に著名な研究者が拠点を海外に移す動きもある。日技術力が危機に直面している。 アーステンシェ(Earth Tengshe)、アースフンドゥン(Earth Hundun)、ラザルス(Lazarus)グループ──。これらは、「標的型」と呼ばれるサイバー攻撃の実行グループの名称だ。セキュリティーソフト大手のトレンドマイクロによると、いずれも背後に国家が存在するとみられる。 狙われる日の科学技術 アーステンシェは2019年ごろから日の電機やエネルギー、自動車関連の企業や防衛関連組織を攻撃している。技術情報の窃取が目的と推測される。 使っている攻撃ツールをトレンドマイクロが分析したところ、過去に日を攻撃し

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    Unimmo 2022/07/03
  • 「豊作貧乏」をなくしたい 産直売り場で農業流通を改革

    農業総合研究所は全国に93カ所の集荷拠点を持ち、それぞれの地域の農家から集めた野菜を、東京都内や大阪府、和歌山県などのスーパーマーケット内に設けた産直売り場で販売している。21年8月期の流通総額は123億円、売上高は47億円で、右肩上がりで成長してきた。 会長兼CEO(最高経営責任者)の及川智正氏が起業したのは07年。「豊作貧乏」への疑問がきっかけだ。豊作で農作物が過剰に市場へ出回り、値崩れを起こす現象のことで、農家は普段より多く収穫するため手間はかかるが、利益は減ってしまう。

    「豊作貧乏」をなくしたい 産直売り場で農業流通を改革
  • 小田嶋さんへの手紙

    2022年6月24日、日経ビジネスオンライン時代から長くご執筆をいただいてきたコラムニスト、小田嶋隆さんがお亡くなりになりました。 今回は、小田嶋さんに近しい方々にいただいた寄稿を掲載して、皆さんと一緒に偲びたいと思います。 最初は、日経ビジネスに小田嶋隆さんをご紹介くださったジャーナリスト、清野由美さんです。 追悼、小田嶋隆さんへ ついにこの時が来てしまった。 小田嶋さんが脳梗塞で入院された時から、ずっと、はらはらと過ごしてきた。編集Yこと、日経ビジネスの山中浩之さんから電話の着信があると、覚悟を決めて出るのが習いになっていた。小田嶋さん人の美学から、逐一の病状はうかがっていなかったが、じわじわと砂の落ちる音は伝え聞いていた。 私にとっては、昨秋「中央公論」で小田嶋さんとオバタカズユキさんの対談の仕切り役をした時が、今生のお別れとなった。幾度かの入院治療のインターバルのタイミングで、身

    小田嶋さんへの手紙
  • 小田嶋隆さん、お疲れ様でした。そしてありがとう。

    日経ビジネス電子版で「『ア・ピース・オブ・警句』~世間に転がる意味不明」、日経ビジネス誌では「『pie in the sky』~ 絵に描いたべーション」を連載中のコラムニスト、小田嶋隆さんが亡くなりました。65歳でした。 小田嶋さんには、日経ビジネス電子版の前身である日経ビジネスオンラインの黎明(れいめい)期から看板コラムニストとして、支えていただきました。追悼の意を込めて、2021年11月12日に掲載した「晩年は誰のものでもない」を再掲します。 時の権力者だけでなく、社会に対して舌鋒(ぜっぽう)鋭く切り込む真のコラムニスト。その小田嶋さんがつむぐ1万字近い原稿を、短い言葉でどう表現するか。記事タイトルを短時間で考える担当編集者にとっては、連載の公開前日は勝負の1日でもありました。 再掲載するコラムは療養中の病室から送っていただいた原稿です。「晩年」という言葉やそれを何も考えずに使う社

    小田嶋隆さん、お疲れ様でした。そしてありがとう。
  • 水素も生み出す三菱重工の原子炉 新たな選択肢、経営資源どう配分

    水素も生み出す三菱重工の原子炉 新たな選択肢、経営資源どう配分