ローソンは、2021年12月31日~22年1月1日に全国のローソン店舗で半額にて提供した「マチカフェ ホットミルク」の販売量が約135トンだったと発表した。 新型コロナウイルスの感染拡大などの影響で、牛乳の原料である生乳が大量に廃棄される懸念があった。また、年末年始には学校給食などがないため、牛乳の消費量が減少する傾向にある。そこで、ローソンは牛乳の消費量拡大を応援するために、通常は130円のホットミルクを65円で販売することにした。 21年12月28日~22年1月3日の販売数は、前年同期と比較して約18倍になった。 販売数上位10店舗のうち、8店舗の近くに寺社があったという。また、購入者を分析すると、20~40代女性が約半数を占めた。 都道府県別の販売数ランキングでは、1位が茨城県、2位が栃木県、3位が福島県という結果に。茨城県の販売数は全国平均の約2倍となった。
2021年(令和3年)11月19日に霞が関の農林水産省会議室で開催された食糧部会。この席で農水省から示された22年産(令和4年産)の主食用適正生産量は675万㌧で、3年産生産量より21万㌧も減らさなくてはならなくなった。 21万㌧と言うのはちょうど青森県のコメの生産量に匹敵する数量である。4年産は青森県一県分のコメを減らさないと需給バランスが保てないというので、農水省はこうした数値を示したのだが、令和3年産で過去最大規模の転作(6万3000㌶)を行っている。4年産ではさらに4万㌶上積みしてコメを減らさなくてはならないのである。 コメの価格を維持するために供給量(生産量)を減らすという政策を続けていれば、いずれコメは市場から消えてしまう運命にある。世界的に穀物の価格が上昇しているなか、こうしたコメ減らし対策を続けるのが正しい政策と言えるのだろうか? 衝撃的な2030年コメ需要予測 博報堂が1
日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 焼き芋が恋しい季節がやってきた。焼きたてを半分に折り、湯気の立つアツアツの焼き芋をほおばると、おいしさはまた格別。なめがたしおさい農業協同組合(JAなめがたしおさい、茨城県神栖市)はその原料となるサツマイモを販売することで、業績を伸ばしてきた。 まずデータから紹介しよう。JAなめがたしおさいが、焼き芋用のサツマイモの販売を本格的に始めたのが2003年。同年度の販売額と比べ、20年度は41億円と3...
作る責任、売る責任 継承――焼き芋人気の仕掛け人 棚谷保男 JAなめがたしおさい組合長に聞く2020年12月11日一覧へ イモ侍、イモ姉ちゃんという言葉があったように、昔はサツマイモ、甘藷(かんしょ)は軽蔑の対象だった。しかし江戸時代の相次ぐ飢饉(ききん)や戦争中の食料不足の時、甘藷は救荒作物として多くの人の命を救った。今ではヘルシーな食品として女性の人気者。茨城県は、甘藷が原料である干し芋生産で日本一。他の追随を許さない。自然の高級和菓子と言われている。最近では、なめがたしおさい農協が焼き芋を全国のスーパー店頭で販売し、人気を博している。その原動力となった同農協の棚谷保男組合長から導入時の苦労話や日本農業賞、天皇杯に輝いた秘訣(ひけつ)、そして今後の展望などを聞いた。(聞き手は元茨城県ひたちなか農協専務・先﨑千尋) 運動の原点「米」で学ぶ ――組合長は高校を卒業後、1974年に農協に入り
新型コロナウイルスの影響は、わたしたちに身近な食材にも及んでいるとみられる。 だしのうまみがしみ込んだ、おでん。 ちくわや、はんぺん、卵など、数ある具材の中で、やっぱり欠かせないのが、大根。 後藤蒲鉾店・後藤直美さん「1番人気は“大根”です。今週に入って、下がってきた感じです」 東京都内にある、「スーパーイズミ」。 大根の値段を見てみると、1本98円だった。 このスーパーでは、2019年の同じ時期、高い時で1本180円で売られていた。 それが2020年は、半値に近い98円。 また、佐久間みなみキャスターの顔よりも大きい白菜は、80円。 2019年の同じ時期より、50円安くなっていた。 消費者にはうれしいかぎりだが、生産者からは、不安の声が上がっている。 神奈川・三浦市の畑で、すくすくと育っているのは、地元の名産品、三浦大根。 スズカク農園・鈴木彩子さん「大きい台風がなかったので、被害にも遭
常磐線特急列車を活用した物流サービスに取り組む=水戸駅 JR東日本水戸支社は常磐線の特急列車で、乗客とともに貨物を輸送する新たな物流サービスの実証実験に乗り出す。茨城県産の鮮魚を運び、東京都内で販売する計画。新型コロナウイルス感染拡大の影響で利用客が減少する中、特急の速達性や定時性を生かし、収益向上につなげる。 実証実験は10月下旬、勝田-品川駅間で実施。列車は両駅間を約1時間半で結ぶ特急「ときわ」を活用する。その日水揚げされたばかりの鮮魚を大洗漁業協同組合が勝田駅に持ち込み、ジェイアール東日本物流が品川駅まで運ぶ。 魚は生シラスなどを取り扱う方向で調整を進めており、荷物を積む場所は客席や車内販売用のワゴンの置き場所などを検討する。届いた魚は品川駅改札内の商業施設「エキュート品川」1階の鮮魚専門店「サカナバッカ」で販売する。実証実験で消費者のニーズや輸送時の課題などを確かめる。 新型コロナ
日本酒、梅酒などを製造する、茨城の老舗酒造メーカー、明利酒類(本社:茨城県水戸市)は、このたび、65度の高濃度アルコールの商品を製造し、4月6日(月)夜から、オンラインショップにおける送料の一部を自社で負担し、全国へ配送することを開始しました。 高濃度アルコール65度 明利酒類 本商品は、弊社が製造している、アルコール商品製造ラインを利活用し、より高アルコールで、極力不純物のない商品として開発いたしました。 ※本商品は、一般的な消毒液と同程度のアルコール度数でございますが、消毒や除菌目的で製造された商品ではございません。 アルコール度数:65% 主成分:エタノール 容量:360ml 品目:スピリッツ 品名:ウォッカ 価格:1,000円(税別)/1本 ※酒税、234円が含まれております。 大量のアルコールを扱う酒造メーカーだから出来ることを、日々考えてきました。 必要な人に届けたい。 今、弊
小さな醸造所が造る個性的な味わいのクラフトビール。ビール大手も注目する成長市場だ。木内酒造(茨城県那珂市)はフクロウのロゴが付いた「常陸野ネストビール」で、いち早く海外に足場を築いた。地域の農業に根ざすブランドづくりで、米国などのビールファンに浸透している。筑波山の麓に、のどかな田園風景が広がる。茨城県石岡市の八郷地区。ここで10月末から11月初めにかけ、木内酒造の従業員約10人が「福来(ふく
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