「アジャイル開発」というという開発手法が浸透して久しい。社会の在り方が大きく変化する中、ビジネスもまた変化への即応が求められている。そのため、ビジネスを支えるITシステムの現場では、変化に柔軟なアジャイル開発の導入が重要となっている。しかし、「アジャイル開発に失敗した」という話を聞くことも少なくない。アジャイル開発を成功に導き、変化に即応するには?その答えとして、ソフトウエアエンジニアリングを専門とする早稲田大学基幹理工学部の鷲崎弘宜教授とNTTデータAgileプロフェッショナル担当部長の市川の対談を通じ、アジャイル開発成功における要諦を探る。 目次0. 変化に即応できるアジャイル開発の重要性の高まり1. アジャイル開発の成功事例2. 改善し続ける「マインド」は「行動」で測る3. 自分たちの課題を考えてパターンを活用する4. 価値の連鎖「見える化」と「協創」5. アジャイル開発の成功に必要