【アテネ時事】ギリシャのバルファキス財務相は2日、国内にはユーロに代わる紙幣を印刷する輪転機がなく、「通貨を発券する能力はない」と説明した。オーストラリアのABC放送での発言として、AFP通信が報じた。 バルファキス財務相は、ギリシャがユーロを導入する直前の2000年に、将来のユーロ圏脱退の可能性を排除するため当時の通貨ドラクマの輪転機をすべて処分する必要があったと主張、「輪転機は当時壊した。今も持っていない」と述べた。
【アテネ時事】ギリシャのバルファキス財務相は2日、国内にはユーロに代わる紙幣を印刷する輪転機がなく、「通貨を発券する能力はない」と説明した。オーストラリアのABC放送での発言として、AFP通信が報じた。 バルファキス財務相は、ギリシャがユーロを導入する直前の2000年に、将来のユーロ圏脱退の可能性を排除するため当時の通貨ドラクマの輪転機をすべて処分する必要があったと主張、「輪転機は当時壊した。今も持っていない」と述べた。
中国共産党機関紙の人民日報系の人民網は、中国の李克強首相がギリシャの債務危機問題で、中国が「ギリシャが(問題を)克服するための一切の懸念や求めに対して、実際の行動で対応する」と述べた。発言は29日だったが、人民網は30日午前9時55分(日本時間同午前10時55分)に報じた。 李首相は28日から7月2日にかけて、ベルギー、フランス、OECD本部などを訪問中だ。現地時間29日午後に行った、欧州理事会首脳と行った記者会見で、ギリシャの債務問題について中国政府の立場を表明した。 李首相は、欧州連合(EU)について、中国の全面的戦略パートナーであり重要な貿易パートナーだと表明。 ギリシャがユーロ圏内にとどまれるかどうかは、ユーロの安定だけでなく、世界の金融の安定と経済の復興に関係していると指摘。中国は大局的観点から「ギリシャ政権が債務危機を克服できるよう、中国自身の努力をする。ギリシャが(問題
2月5日、ギリシャのチプラス首相は、EUの緊縮財政政策を永遠に終わらせると表明した。写真はアテネで同日撮影(2015年 ロイター/Kostas Tsironis) [アテネ 5日 ロイター] - ギリシャのチプラス首相は5日、欧州連合(EU)の緊縮財政政策を永遠に終わらせると表明し、支援プログラムの合意順守を迫る欧州諸国との対決姿勢をあらためて鮮明にした。 首相は今週、緊縮路線に代わる新たな合意を求め、欧州首脳らと相次いで会談したが、大きな成果もなく帰国した。 しかしチプラス首相は議会グループへの演説で「ギリシャはもう命令には従わない。宿題をやりなさいとの説教を聞き入れる惨めなパートナーでもない。わが国にはわが国の意見がある」と主張した。 また「ギリシャを脅すことはできない。なぜなら欧州の民主主義が脅迫されることがあってはならないからだ」と述べ、欧州中央銀行(ECB)などがギリシャに対し厳
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