柔道女子78キロ超級で2018年の世界選手権を制した朝比奈沙羅(23)が9日、独協医大医学部の学生証授与式に出席した。 【写真】笑顔はじける…柔道着を着た朝比奈沙羅 新型コロナウイルス感染拡大を受け、7日の入学式は中止となった。学生証授与式も規模を縮小して行われ、報道各社には所属先を通じて書面で「今日から医師への道の第一歩を踏み出しましたことをご報告させていただきます。期待と心配が入り交じっておりますが、自分の『やりたかったこと』を専門的に習えること、そして自分自身でかなえられるか分からなかった大きな夢が現実的な目標に変わってきた実感があり、非常にワクワクしております」とコメントを寄せた。 朝比奈は東京・渋谷教育渋谷高時代に東海大の医学部を受験したものの不合格となり、体育学部に入学。卒業後も予備校に通うなど競技と並行して対策を続けていた。2度目の大学生活に「年の離れている友人との輪を広げて