最近注目されている開発支援ツール「Vagrant」は、テスト用の仮想マシン作成やその環境設定などを自動化するツールだ。これを利用することで、仮想環境の作成からセットアップ、そして破棄までを、簡単なコマンドを実行するだけで行える。今回はこのVagrantの概要と基本的な使い方を紹介する。 仮想マシンの作成や環境構築、仮想マシンの破棄までを自動化するツール「Vagrant」 近年、Web開発の分野ではPC上に構築した仮想マシン上にテスト用の環境を作成し、そこで開発やテストを行う、というスタイルが一般的になっている。その場合に問題になるのが、本番環境とテスト/開発環境が同一になっていない、というケースだ。また、複数人の開発者が関わるプロジェクトでは開発者がそれぞれ自身のマシン上に仮想環境を構築して開発するという例も多いが、この場合開発者ごとのテスト/開発環境がそろっていないという問題も発生しうる
2013-07-27 Vagrantで固定IPのVMを作ってみたら超簡単だった Vagrant 本当に超簡単。 まずはいつも通り $ vagrant box add centos http://developer.nrel.gov/downloads/vagrant-boxes/CentOS-6.3-x86_64-v20130101.box $ vagrant init centos してからVagrantのドキュメントの通りにVagrantFileに Vagrant::Config.run do |config| config.vm.network :bridged end を追加します。設定後にvagrant upすると $ vagrant up default] VM already created. Booting if it's not already running... [
Vagrant と Chef Solo ってとてもベンリそうに見えてたのですが、ネット上にあるのは断片的な情報が多かったり、そもそもいろんなやり方があって混乱してたので、サックリ始めるためのチュートリアルを書きました。これをきっかけにベンリな Vagrant ライフを堪能して頂ければ幸いです。 [追記10/10/2013] Window 上の Vagrant でも問題なく動きました。ただ1点注意があって、UAC のポップアップに反応しないと、Vagrant か VirtualBox 側でタイムアウトになってしまうので、ポップアップを見張るか、放置したいなら一時的に無効にしておくとよいです。 [/追記終わり] [追記 10/23/2013] VirtualBox 4.3 だとまだうまく動かないようです(私も host-only adapter の作成で VirtualBox 側のエラーになり
公式のDocker client for OSXがリリース 2014.01.02にOSXのdocker clientがリリースされた.DockerはGoで書かれているので,OSX上で自分でビルドして使ってる人もいたが,今回は公式のバイナリリリース.さらに,Homebrewのhomebrew-binaryレポジトリにFormulaも追加され,すぐに使えるようになった. clientなので,VMもしくはリモートに立てたDocker deamonに対してローカルからコマンドが叩けるようになったということ.とりあえず,ローカルにVM立てて触ってみた. tcnksm/docker-osx まず,dokcer clientのインストール. $ brew update $ brew tap homebrew/binary $ brew install docker Vagrantfileは以下のようにす
modifyvmサブコマンドは停止中の仮想マシンのプロパティを変更します。 VBoxManage modifyvm <uuid|name> [--name <name>] [--ostype <ostype>] [--memory <memorysize in MB>] [--pagefusion on|off] [--vram <vramsize in MB>] [--acpi on|off] [--ioapic on|off] [--pae on|off] [--hpet on|off] [--hwvirtex on|off] [--hwvirtexexcl on|off] [--nestedpaging on|off] [--largepages on|off] [--vtxvpid on|off] [--synthcpu on|off] [--cpuidset <leaf> <ea
Packerってなに?という人は前回のエントリを先にどうぞ 0.10と0.11だと作成されたVagrantのboxの中のディスクイメージの命名の問題があります(詳細はこちら)。ソースを持ってきてビルドしたPackerを使えばとりあえず問題ありません。→0.12で修正されました! 前のエントリで紹介したPackerですが、Vagrantのboxの作り方が把握できたので紹介しておきます。 今回はUbuntuのboxの作成を例にして解説します。 なお、CentOSの例は以下に置いておきました。 まずは設定ファイルです。前の記事で紹介したものより長くなっています。 { "builders":[{ "type": "virtualbox", "guest_os_type": "Ubuntu_64", "iso_url": "http://releases.ubuntu.com/12.04/ubunt
A while ago, the chaps over at the Vagrant project have recently released a plugin to let Vagrant work with VMWare Fusion - this means we can finally use Vagrant to provision OS X VMs. Why is this a good thing? Do you NetBoot VMWare to test your builds? Or maybe you still have that test Mac on your desk to test your builds. Either way, it’s going to be several minutes to restore an image, even if
Digital OceanっていうVPSがあって、最安プランだと月額5ドルで使える。 それだけだと日本国内にあるさくらのVPSとかのほうが高速だしメリット薄い感じだけど、Digital OceanにはAPIがあってvagrantと連携できるらしいので試した。 環境と事前準備 vagrant-digitaloceanを使う。 $ vagrant --version Vagrant version 1.2.2 $ ruby -v ruby 2.0.0p247 (2013-06-27 revision 41674) [x86_64-linux] $ vagrant plugin install vagrant-digitalocean Installing the 'vagrant-digitalocean' plugin. This can take a few minutes... Inst
docker_cheat.md Docker 虎の巻 Fork from Docker cheat sheet 実際にコマンドを試したい場合は、すぐにDockerを試したい人のための基礎コマンドを参照 何故Dockerを使うべきか Why Should I Care (For Developers) "Dockerが面白いのはシンプルな環境に隔離性と再現性をもたらしてくれることだ.ランタイムの環境を一度作れば、パッケージにして別のマシンでも再利用することできる.さらに,すべてはホスト内の隔離された環境で行われる(VMのように).最も素晴らしい点は,シンプルかつ高速であることだ." Dockerで使われている技術 仮想環境構築に docker を使う LXC "Xen とか VirtualBOX みたいにホスト内に仮想マシンを立ち上げるんじゃなくて、ホスト内の隔離された環境で仮想マシンを動か
今年の初めくらいから個人的な技術検証にはSSDで動作が速く、1時間1円で料金が安いのと ロケーションをSan Franciscoにするとsshでもレスポンスが悪くないので、全部Digital Oceanを使っている。(徳丸先生が紹介する前から使っていたんだ!) Digital OceanについてはRebuild: 2: Rails, Redis, VPS (Kenn Ejima)の42分くらいから言及されてます。必聴です。 使ってる旧型のMacBookAirみたいな貧弱なマシンだとローカルでVM動かすとファン回りまくりとかで泣きたくなるので、Digital Oceanだと泣かずに済んで快適。 そんで今日Vagrant経由でDigital Ocean利用すると、コマンドラインから必要なときに新規インスタンス(Droplet)作って、 検証終わったら削除という手軽な使い捨て高速サーバ環境が利用
$ git clone https://github.com/coreos/coreos-vagrant/ coreos $ cd coreos $ vagrant up $ vagrant list ALL: 39c236d1-077d-4afe-a537-2aba6cdd160f: coreos-vagrant_default_1382366707 (Linux 2.6 (64 bit)) RUNNING: 39c236d1-077d-4afe-a537-2aba6cdd160f: coreos-vagrant_default_1382366707 (Linux 2.6 (64 bit)) $ vagrant ssh Last login: Mon Oct 21 14:45:28 UTC 2013 from 10.0.2.2 on ssh ______ ____ _____ / ___
仮想化の分野はどんどんと新しいものが出てくる。全部を実際に試すことは出来なくても、筋が良さそうなものについては、どういうものなのかある程度把握しておきたい。最近はちょっと忙しくてあまり情報収集ができてなかったので、追いつこうと思ってちょっと調べてみた。 ハイパーバイザ型仮想化とコンテナ型仮想化 仮想マシンの歴史をたどると、メインフレームの方では随分と昔から使われている技術である、と出てくる。一方で、x86の世界ではそれほど歴史は長くなく、1999年にリリースされたVMwareがおそらく実用的な初の仮想マシン技術だろう。 VMWareはハイパーバイザ型仮想化と呼ばれる技術で、上に乗るOS(ゲストと呼ばれる)に対して仮想的なハードウェアを提供する。ハイパーバイザ型も、どのレイヤで仮想的なハードウェアを提供するかで更に細分化されるらしいが、よく知らないので、ここではそこまでは踏み入らない。ハイパ
第1回 nanapi勉強会にてVagrantとBerkshelfについて話してきました。今回のテーマは開発環境ということでVagrantの話は他の誰かがするのかなと思っていたのですが、誰もVagrantについて話さなかったので時間配分が難しかったです。 スライド サンプルコード yandod/omusubi Single file Vagrntfile which spin up Ubuntu 12.04 + PHP5.5 + Nginx + MySQL Vagrantはキャズムを越えた 開発環境としてVagrantを使うというスタイルは2013年で急速に市民権を得たようです。今回の参加者の中でもVagrantを使っている人が半数を超えていたのでこの点については是非使いましょうという事になります。ただ仮想マシンの部分についてはVirtual Boxは手軽でいいのですがパフォーマンスが高
Vagrant を使って、fluentd のクラスタリング(負荷分散とHA構成)を試してみました。 イメージはこんな感じ。 ログ受信側(log aggregators)のセットアップ ※Vagrant をインストールしてない場合は、別途インストールしてください。 2台のサーバを順番にセットアップします。 先ずは、1台目。 $ mkdir -p vagrant/server1 && cd vagrant/server1 $ vagrant box add server1 https://dl.dropbox.com/u/7225008/Vagrant/CentOS-6.3-x86_64-minimal.box $ vagrant init server1 Vagrantfile を以下のように編集します。 $ vim Vagrantfile config.vm.box = "server1"
Chefについては前々から気にはなっていたけどまとまった情報があまりなく、中々じっくりと取り組めていなかったのですが、ちょうど次のプロジェクトから導入しようとしていたところに、『入門Chef Solo - Infrastructure as Code』というありがたいまとめ本が出版されたので、それを片手に色々と実験してみました。 入門Chef Soloはよくまとめられていて非常に助かったのですが、Kindleで見ると目次がなくて逆引き的に利用しながら構築するのが結構大変でしたので、自分用に手順書としてまとめてみました。(目次に関しては現在修正版が出ているようです) とりあえずRailsのサービス開発プロジェクトで使いたいので、以前にさくらVPSの設定で行ったような感じでrvm, nginx, unicorn, mysqlでRailsアプリが動くところまでやってみました。もう1年以上前ですが
ちょっと前から Docker を使っているので、その話。 Dockr について Docker は dotcloud がオープンソースで公開している、コンテナ技術による仮想化ソフトウェア。 以下のテクノロジーベースにしている: LXC 前にも書いた。Xen とか VirtualBOX みたいにホスト内に仮想マシンを立ち上げるんじゃなくて、ホスト内の隔離された環境で仮想マシンを動かす技術。物理マシンをシミュレーションしているんじゃないってことは、VPS とか EC2 とかの仮想マシン上でも問題なく動くし、マシンを起動するプロセスが不要となるので、一瞬で使い始められるというメリットにつながっている。 AUFS UnionFS(ディレクトリを重ね合わせることができる)の実装の一つ。元の仮想マシンイメージを書き換えないで、更新が発生した部分は別の場所に書き込んでいくようになっている。これにより、仮想
入門ChefSolo-InfrastructureasCode-1.0.0を買ってvagrantにハマっています。 vagrantの設定について色々調べてみました。 環境 mac-osx 事前準備に必要なもの virtualbox ruby 1.9.3p327 (rbenv) ※入っていないかたはrbenvで複数バージョンのRubyを管理するmac os lionを読んでいれてみてください vagrant(試したバージョンは1.1.5) ※入っていないかたはvagrantからDownloadポチっと押してインストールしてきてください。 参考にしたサイト VagrantをPluginで拡張する vagrant公式 vagrantとは? vm(virtualbox,vmware)をコマンドラインで作成、起動などができるもの chef-soloやるだけなら特に必要はないが、chef-soloをや
はじめに vagrant + virtualboxはコマンドラインベースでバーチャルマシンを立ち上げ、ソフトウェアのテストができる便利なツールだ。ただ、chefなどとの組み合わせも書いているページが多く、いろいろなページに分散して情報が載っていて不便なので、自分が使うとこだけログ代わりにまとめていくことにする。 インストール VirtualBoxとVagrantをインストールする。 https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads http://downloads.vagrantup.com/ それぞれのサイトから、dmgを持ってきて、それぞれインストールする。 セットアップ セットアップは基本的に以下の手順で行う。 仮想環境の登録 ハンドル用のディレクトリの作成と初期化 仮想環境の登録 仮想環境は、外からダウンロードして登録するらしい。以下のサイトにいろ
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