チコの状態をチェックしにやってきているカラスが現れるようになって、このまま放置はまずいなと思った。そこで、ちょっと実験をした。 チコの状態というのは、カラス自身がチコを襲ってもチコが反撃できるのかどうかという意味だ。物騒な話だが、そう疑う状況がいくつかあった。一番顕著だったのは、ある日から数日間、チコがものすごく警戒して、ゲートより先に出ていかなくなったのだ。偉丈夫で、去勢猫にもかかわらず、近所の猫を従えるほど、武闘派で、更に、GPSロギングによると数ヘクタールのテリトリーを持ち、あちこち駆けずり回っていた彼も、今は引退興行をたまにする老探偵みたいな日々を送っている。ハイエナのように集団で採餌する猛禽とも言うべきカラスによるフィジカルなアタックに対しては、若い頃のようには行かないだろう。チコのコンディションの変化を見切る能力はカラスにはある。日々、あらゆる場所で採餌機会をカラスは冷静に観察
<文科省が学習指導要領の改訂に向けた案を公表した。歴史教科書でしばしば見られるような「偏向」がないことは評価できるが、一方で、大きな疑問もわく。あまりにも「明治維新」偏重にすぎる> 今年の二月十四日、学習指導要領の改訂にむけた「高等学校学習指導要領案」を、文部科学省が公表した。これによって新たな必履修科目として「公共」「歴史総合」「地理総合」が新設されることが確定する。二〇二二年度に入学する高校新入生からあとの世代は、この三つを学んだ上で、従来からあった地理、日本史、世界史、倫理、政治・経済といった科目を選んで履修することになる。 「歴史総合」に関しては、二〇一五年から中央教育審議会の教育課程部会で議論されてきた。指導要領案の表現によれば、世界史・日本史を学ぶ前に「世界とその中における日本を広く相互的な視野から捉え」るような、近現代史の科目である。歴史認識にかかわる議論が、東アジアにおける
「8月や、6日、9日、15日」という詠み人知らずの歌がある。広島に原爆が落とされた8月6日、続いて9日に長崎、そして15日無条件降伏(ポツダム宣言の受諾)である。 8月15日には、陸海軍を中心に戦争時の資料が大量に焼かれた。今でも「大本営発表」というと悪い意味で使われるように、戦時中は負けているにもかかわらず、勝っているような発表がされ、負けてしまえば、責任逃れのために資料を焼いた(公文書を粗末に扱うという官僚の悪弊は今にも引き継がれているということだろうか……)。 このように昭和の軍部、特に帝国陸軍は、非合理主義で、極端な精神主義に走った組織という認識が一般的だ。 ところがそんな陸軍が、開戦前に日本を含め、アメリカ、イギリス、ドイツなどの主要国の「経済抗戦力」について調査を行っていたという。陸軍主計中佐・秋丸次朗をリーダーとして調査組織を設置した(通称「秋丸機関」)。 秋丸機関の調査によ
太平洋戦争で戦死した日本兵の遺骨としてフィリピンで収集され、現地に保管されていた遺骨について、厚生労働省から7年前にDNA鑑定を委託された2人の専門家が「日本人と見られる遺骨は1つもなかった」とする鑑定結果をまとめていたことがNHKの取材でわかりました。この鑑定をした専門家の1人は「多くのフィリピン人の遺骨が日本兵のものとして帰還した可能性がある」と指摘していますが、厚生労働省はこの鑑定結果を現在まで公表していません。 厚生労働省は現地で保管されていた合わせて311の遺骨を3つに分けて、3人の専門家にDNA鑑定を委託し、平成23年10月、このうち1人が行った鑑定結果を基に「フィリピン人と見られる遺骨が半数近く混入していたが、日本人と見られる遺骨も含まれていた」などとする検証報告書を公表しました。 しかし、報告書の公表後、残りの2人の専門家が「判別できた遺骨のほとんどがフィリピン人と見られ、
不幸自慢です。なんとでもどうぞ。 結婚当初は、結婚増田みたいに、うれしい!たのしい!だいすき!の状態だった。 でも本当に一瞬で終わった。 結婚してすぐ義父が病気で死んだ。あまりの悲しみに義母がおかしくなった。大事な大事な一人息子である彼は私のいる新居に帰らなくなった。ずーっと義母のいる義実家にいた。 私も義父を看取り、亡くなったあと1ヶ月くらいは義実家で過ごしたが、耐えられなくて新居に逃げた。 時間が経って、彼は平日ちょくちょく新居に帰るようになり、1年経ってようやく平日は帰るようになったけど、休みの日はほとんど義母と過ごしていた。たまには2人で過ごしたい、と懇願したが、彼には私が見えていないようだった。義母に悪いから、と2人で出掛けるのは渋る。仕方がないので3人で過ごした。 2年経ってもこの関係は終わらなかった。異常だと感じたので、仕事を理由にして新幹線で2時間の距離の場所に逃げた。「仕
批判拡大 東京医大の女子減点疑惑への批判が拡大している。東京医大前ではデモが行われた。世界中に報道され、「日本の恥」をさらした。 東京医大、女子受験生を一律減点 卑劣な行為に「差別であり詐欺」と非難轟々「差別やめろ、受験料返せ」女子減点に女性抗議東京医大、海外メディアは「女性医師は家庭持つと職場を追われる」と報道 そして問題は東京医大だけでなく、医学部全体にあることも指摘されはじめている。 【東京医科大・女子減点】「国立大学でも同様の事例多々、出身地差別もある」出身女医が決死の激白! 女性だけに圧迫面接も…!東京医大以外でも「女子合格率、医学部だけ低いのは不自然」女性医師が指摘東京医大だけじゃない?医大入試の男女差別 前回記事に書いた通り、医学部が「若い男性」を欲しており、医学部が女性だけでなく年齢の高い者も望ましくないと思っていることも明らかになりつつある。 女子だけでなく、3浪の男子も
宮城県気仙沼市の離島、大島。これまでいないとされていたツキノワグマが島に上陸、生息していることが5月に確認されてから、2カ月以上が経過した。同じ頃、北海道の利尻島でも106年ぶりにヒグマの生息が確認されるなど「クマが海を泳いで離島に渡る」ことが、にわかに注目されている。大島の島民は突然のクマの出現になかなか平穏な日常生活を取り戻せずにいる。 合計で3頭生息? 大島は広さ8・5平方キロメートルの離島。2476人が住んでいる。 今年に入って、島でクマが初めて目撃されたのは5月23日のこと。25日には定期船フェリーの船着場がある浦の浜地内で足跡が確認された。6月22日には同地内で親子グマの目撃情報があり、23日はクマ1頭がカキの処理場がある亀山地内の葡萄(ぶどう)沢に上陸した。このとき居合わせた地元漁師らが上陸を阻止しようと棒などを用いて防戦したが、クマは山に逃げ込んだという。7月22日の早朝に
5日夜、和歌山県那智勝浦町のホテルで火事があり、300人を超える宿泊客が避難する騒ぎがありました。 宿泊客や従業員にケガはありませんでした。 5日午後7時前、和歌山県那智勝浦町湯川にあるホテル、「越之湯」で2階の女子トイレから煙が出ていると消防に通報がありました。 火はホテルの建物に燃え広がり消防車など31台のほか消防艇が海からも消火にあたりほぼ消し止められましたが一部で火がくすぶり続けていて6日も消火活動が続いているということです。 警察などによりますと火が出た当時、ホテルには宿泊客320人あまりと従業員のあわせておよそ350人がいましたが全員がホテルの外に避難し、けが人はいないということです。 消防によりますと、火元と見られる建物のほか、木造の1棟が少なくとも焼けているということです。 宿泊客の1人で大阪から来た58歳の男性は、「お風呂に入っていたら、火災が起きて、夕食を食べる暇もなか
急に三原山の話が来たので。 自分も去年の9月にチャリ担いで一泊二日で伊豆大島行ってチャリで島を一周して三原山登ってきたんですよ、というお話。 持っていった荷物一式(収納時) 持っていった荷物一式(展開時) 行くときに乗った船。帰りは黄色い方の橘丸だった。一人で船に乗ってどっか行くのは初めてだったので、この時点ですでに小学生かな?ってレベルで超興奮してた。 夜行便は船だー夜景だーと興奮してはしゃいでると睡眠時間が消滅するので程々にしないといけないですね(興奮しすぎてほとんど寝れなかった人)。 朝の5時。ちょっと眠れたかなと思ったらもう港につく時間。 この日は岡田(おかた)港という島の北側にある港についた(日によって到着する港が違うらしい)。ここから自転車を組み立てて島を時計回りに一周したわけですが、当初の予定では途中で動物園とかいろいろ見て回ろうとかそういうことを思っていたんですよ。でも伊豆
7月17日、米中貿易戦争が始まる以前には、米国の豚肉加工企業が輸出する豚の足や頭部の9割が、中国・香港市場向けだった。なぜなら、他のどの国よりも高い価格で売れたためだ。写真は冷凍した豚のくず肉。シカゴのマーケットで6月撮影(2018年 ロイター/Tom Polansek) 米中貿易戦争が始まる以前には、米国の豚肉加工企業が輸出する豚の足や頭部の9割が、中国・香港市場向けだった。なぜなら、他のどの国よりも高い価格で売れたためだ。 足や頭部以外にも、ほとんどの米国人が食べようとしない心臓、舌、胃、腸などの豚の部位は、中国の食文化の中でも、ひいては米国の豚肉輸出業者の利益率という点でも、特別なポジションにあった。 「こうした製品のおかげでプラントを維持していける、という声をよく耳にする」と、米国食肉輸出連合会でエコノミストを務めるエリン・ボラー氏は語る。 高い利益率を誇るこうした豚肉の部位は総称
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