ニューヨーク市博物館で始まる特別展「サムライ・イン・ニューヨーク」で展示されているペリー提督の写真をあしらった扇子など(共同) 1860年6月にニューヨークを訪れた日本初の遣米使節団の150周年を記念する特別展「サムライ・イン・ニューヨーク」の開幕式が24日、ニューヨーク市博物館で行われた。今年、ニューヨークでは使節団を再現する「サムライ・パレード」など各種記念行事が行われており、特別展はメーンイベントの一つ。 開幕式では25日からの一般公開に先立ち、関係者やメディア向けの内覧会も開かれた。サラ・ヘンリー副館長は「使節団訪問はニューヨークが国際都市となる上で重要な意味を持っていた」と説明した。 会場には使節団の様子を伝える当時の新聞記事や写真など89点を展示。ペリー提督の写真をあしらった扇子や歓迎のために使われた日米の国旗など珍しいものもある。特別展は10月11日まで。(共同)