自称祈とう師の男 治療費名目で現金受け取りか NHKニュース体をさする行為などを「治療」と称して、重い糖尿病を患っている宇都宮市の７歳の男の子にインスリンを投与させずに死亡させたとして、自称祈とう師の男が殺人の疑いで逮捕された事件で、男は１０年以上前から活動し、病気などの症状に応じて治療費名目で現金を受け取っていたとみられることが分かり、警察が実態を調べています。 調べに対して「自分が死なせたのではない」と容疑を否認しているということです。 警察の調べによりますと、近藤容疑者は駿くんの両親に「インスリンではよくならない。自分は『龍神』で、あらゆる病気を治せる」と話し、「治療」と称して駿くんの体をさすったり呪文を唱えたりしていたということです。 また、近藤容疑者は１０年以上前から活動し、ほかにも複数の人が「治療」と称する行為を受けていたことが、警察への取材で分かりました。 警察によりますと、近藤容疑者は初回に３万１０００円の「登録料」を受け取り、病気
