卓球の世界団体選手権は6日、マレーシアのクアラルンプールで最終日があり、女子決勝で日本(世界ランク2位)は中国(同1位)に0―3で敗れ、45年ぶりの優勝は逃したが、2大会連続の銀メダルに輝いた。 決勝はリオデジャネイロ五輪代表候補の福原愛(ANA)、石川佳純(全農)、伊藤美誠(スターツ)が出場。1番手の福原が世界ランク1位の劉詩雯に0―3で敗れ、続く石川はロンドン五輪個人金メダルの李暁霞から2ゲームを先取したが、2―3で逆転負け。3番手の伊藤も丁寧から第1ゲームを奪ったものの、1―3と及ばなかった。 男子決勝は水谷隼(ビーコン・ラボ)、吉村真晴(愛知工大)、大島祐哉(早大)で臨んだ日本(世界ランク3位)が中国(同1位)に0―3で敗れたが、日本は1977年バーミンガム大会以来、39年ぶりの銀メダルを手にした。