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発達心理学におけるアタッチメント理論に関する質問です。 先日、とある試験を受けたところ、正誤問題が出ました。 判断に困った選択肢があり、それは次のような文でした: 「ラターは、幼児が1歳未満であっても一人の養育者だけでなく複数の人物に対して愛着をもつことができることを実証した」 調べたところ http://www.crn.or.jp/LABO/BABY/LEARNED/SAKAKIBARA/index.html ↑サイトにたどり着きました。 上記サイトによれば、 ・ボウルビィがそもそも「幼児は複数の人物に愛着を持つことができる」と言っている ・ラターは複数よりも愛着の相手が固定されていることが望ましいとした ということになりますが、これでは当該選択肢が真なのか偽なのか、わかりません。 ボウルビィの言っていることはボウルビィが実証したのか。 ラターが実証したのか(ボウルビィ理論への批判はした
** 愛着障害 子ども時代を引きずる人々 岡田尊司 ** 愛着障害というなんやら新しい<障害>が生まれた、のではないみたいです。読めば読むほど、ごく普通の、いわゆる<人生>としてわたしたちが経験していることを、発達心理学的に解き明かすという話。 愛着ということばには一般的にはいろんな意味がありますが、発達心理学でいう愛着はアタッチメントattachmentの訳語で、1950年代の、ボウルビィというイギリスの医師の愛着理論をもとにしています。この理論はとても有名で、大学の教科書などには必ずのっていて、教職や保育職の勉強をした方なら常識かもしれません。 ご存知の方も多いかもしれませんが、1989年にルーマニアの独裁政権が崩壊したあと、大量の孤児が里親に引き取られたということがありました。彼らには独特の発達の遅れがあり、それらが里親との関係によって改善したという報告がなされました。それから愛着理
一つ前の記事でとりあげた、『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』(岡田尊司 光文社新書)は、比較的新しい愛着理論の成果を取り入れたものです。巻末に参考文献としてあげれられている『成人のアタッチメント 理論・研究・臨床』(北大路書房)は、2004年に英語圏で出版されたものを翻訳して2008年に日本語版が出版されています。本文によると、成人を対象にしたアタッチメント研究は1980年代から勢いをきったがごとく始まったとされています。 ここで、整理しておきたいことがあります。 発達障害と愛着理論の関係の歴史についてです。 愛着という言葉の由来が、20世紀半ばのボウルビィという医師にあるということを前回の記事で述べました。第二次世界大戦が終わったのは、1945年ですね。大量に生まれた戦災孤児の発育の遅れの研究から、この理論は始まったと伝えられています。 乳児院に収容された孤児たちは、衣食住は満たされ
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