iPodのコマーシャル出演、iPod U2モデル投入など、Appleとの結び付きが強いU2のボノに、DRM反対を表明してもらおうと、署名活動が始まった。 Free Software Foundation(FSF)が推進する反DRM(デジタル権利管理)キャンペーンのDefectiveByDesign.orgは6月30日、U2のボノにDRM反対の姿勢を表明してもらうよう訴える署名活動を発表した。 ボノに目を付けたのは、貧困救済などの社会活動に積極的で、音楽業界でも主導的存在であるという理由。ボノとU2はメディア企業に対し音楽のオンライン配信を働き掛ける上で一役買い、U2がiPodを支持したことはAppleのiTunesにとって大きな追い風になったとFSFは指摘。問題は、iTunesの音楽がDRMの足かせ付きで配布されていることであり、この足かせを外すよう求めるキャンペーンでボノに先頭に立っても