「うたの日」というサイトがある。 ぼくもこのサイトについては外様なので、外様なりの認識で説明すると、「インターネット上で歌会ができる場所」である。「歌会」とはいえ、同時にひとつの場所に集まって、相互的な評を述べる場であるというよりも、めいめいが選歌して投票し、めいめいが評をするという場であるような自由度の高い歌会である。 ぼくもときおり、気が向いたときに短歌を投稿している。何よりも手軽だし、いろいろな人の短歌を読めるからだ。 先日、Twitterの短歌をやっている人たちの間で、「仮病乙」という文字列が話題となった。 題「鬱」(短歌には題詠といって、あるテーマのもとに短歌をよむ、というものがあります)の部屋において、「仮病乙」という文字列だけが、57577の定型の短歌群の中におかれていたのである。 そういうわけで、「これは荒らしではないのか」「送信途中ではないのか」といった話題でTwitte