健康のために行う運動は「安全であること」「効果的であること」「楽しいものであること」が大切です。安全であっても効果的ではなかったり、逆に効果的であってもケガをする危険性が高い運動では、日常行う運動習慣として好ましくありません。安全で、健康によい影響をもたらし、楽しく続けられるような自分に合った運動量を設定する必要があります。運動習慣をつけるポイントとして、「1日の運動時間・強度・頻度の目安」を解説します。 <目次> 適度な運動量・頻度・時間の目安は人によって違う 運動強度の決め方は自分の心拍数を目安に 運動時間は細切れでも効果あり! 強度・時間・頻度は少なくてもOK!優先すべきは「継続」できる方法 適度な運動量・頻度・時間の目安は人によって違う 体力・性別・年齢・運動経験・健康状態など、運動する人の身体条件によって、適切な運動強度は違います。 ケガのリスクが少ない運動量のラインを「安全限界