酋長(しゅうちょう)とは、主に文明的な農耕型社会から見て「未開」とされる部族の長をいう。 そもそも「未開」という認識そのものが差別的行為であり、侮蔑的な語であるとして、現在では使用が忌まれる傾向にあり、主に「首長」、「部族長」などの語に置き換えられる傾向にある。また部族名を冠して、「部長」という呼称を用いる場合もある(ケレイト部長など)。 語源[編集] 酋とは元は「かしら」「すぐれる」「熟した古い酒」「酒を司る官」という意味であり、特に差別的な意味合いは無かった。 だが、16世紀の明において、当時のイギリスのエリザベス女王が女性である事より、当時の儒教的価値観からこれを「王」とは認めず、「酋」と記録した。これ以降、侮蔑的な意味で「酋」が使われるようになり、未開部族の長を「酋長」と呼ぶようになった[要出典]。 用例[編集] インディアンの酋長 アフリカの酋長 南の島の酋長 蝦夷の酋長 アイヌ