cygtermは、teraterm等のターミナルソフトからcygwinを使用するためのプログラム。 昔はTera Termとは別配布だったが、teraterm-4.68をダウンロードしたら一緒についてきた。 早速起動してlsしてみると、日本語のファイルが化ける。 cygwinの1.7から文字コードがUTF-8になっているようだが、cygermはデフォルトがSJIS設定になっている。 Tera Termのインストールディレクトリにあるcygterm.cfgを編集して、TERMの設定から/KR=SJIS /KT=SJISを削除する。 元の設定: TERM = ttermpro.exe %s %d /E /KR=SJIS /KT=SJIS /VTICON=CygTerm /nossh 変更後: TERM = ttermpro.exe %s %d /E /VTICON=CygTerm /nossh
はじめに これは何か / 何がいいのか clang-formatは、主にC++を対象としたソースコード整形ツール(code formatter)である。 ソースコード整形ツールは、ソースコードのフォーマット: コーディングスタイルのうちの見た目に関するものを、一定のルールに従って整形するツールである。ソースコード整形ツールを使うことで、例えばインデントの行い方やカッコの付け方などを手間をかけずに統一できる。チームで開発する際などに、全ソースコードのフォーマットをツールに任せて統一できると、フォーマットに対する好みの差によるソースコードの差分が発生しないため開発効率がよい。 C++用ソースコード整形ツールとして、2022年9月現在で名前がよく知られているのはclang-formatぐらいの様子。 clang-formatでは、整形の行い方をルールファイルで指定する。用意されているスタイル(G
●サーバ側の設定(CentOS 8、Rocky 8) サーバ(export)側で設定します。 # dnf install nfs-utils # mkdir -p /export/{test,test2} # vi /etc/exports /export/test *.bigbang.dyndns.org(rw,no_root_squash,no_all_squash,sync) /export/test2 192.168.1.0/24(rw,all_squash,sync) 192.168.10.0/24(rw,all_squash,sync) /export/test ⇒ 共有するディレクトリを指定 *.bigbang.dyndns.org ⇒ アクセスを受け付けるドメインの範囲 rw ⇒ 読み書き可 ro ⇒ 読み取りのみ sync ⇒ 遅延書き込み有効 async ⇒ 非同期書き
Linux技術者認定「LinuC(リナック)」などを実施する特定非営利活動法人エルピーアイジャパンは、実習を通してLinuxサーバー構築の知識を学べる学習用教材「Linuxサーバー構築標準教科書」バージョン4.0.0の公開を発表しました。 「Linuxサーバー構築標準教科書」はクリエイティブ・コモンズ・パブリック・ライセンス「表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 (CC BY-NC-ND 4.0)」の下で公開されており、PDF版とEPUB版は無料でダウンロード可能です(Kindle版と製本版は有料で提供されています)。 独学で読み進められサーバの動作原理やプロトコルを理解 Linuxサーバー構築標準教科書の内容は現時点(2024年2月)で最新のLinuxディストリビューションであるAlmaLinux 9.3、すなわちRed Hat Enterprise Linux 9.3系を前提と
参考にしたWebページ [1] http://ja.scribd.com/doc/101830961/GPIO-Pads-Control2 [2] http://www.thebox.myzen.co.uk/Raspberry/Understanding_Outputs.html [3] http://raspberrypi.stackexchange.com/questions/9772/how-do-i-change-the-drive-strength-on-gpio GPIOポートのDrive Strengthとは Raspberry PiのGPIOは全体で最大50mAの出力が可能であるということは多くのサイトで見つかります。 例えば以下のページでもGPIOの電流は最大で50mAであることが書かれています。 それでは、GPIOのピン1つからはどれだけの電流を流すことができるでしょう
背景 ある日 Gmail で受信したメールに赤い錠が開いた形のマークがある、と報告を受けました。確認してみると Gmail が SMTP で受信する際に TLS が使われていない場合、赤い錠マークが表示されると、Gmail ヘルプにはあります。 寡聞にしてそのときまで知らなかったのですが、MTA 間通信でも TLS を利用できます。社内メールサーバーに利用している Postfix では、Thunderbird や Sylpheed 等の MUA からの接続には TLS を使うよう設定していましたが、外部の MTA への SMTP 接続はデフォルトのままでした。 この記事では、Postfix が外部への SMTP 通信時に TLS が利用できる場合に TLS 通信させる設定について説明します。 設定方法 大掛かりな前書きを用意しましたが、設定はシンプルで main.cf に以下を追加して P
postfixの続き 今まで何となく使っていましたが、大分理解できました。 結局の所、 main.cfはpostfixの全体の設定で、 master.cfは各デーモン毎の設定となり、-oオプションでmain.cfの設定を上書きする。 後は各デーモン毎に個別の設定となる。 携帯への配送について 携帯への配送について検索で適当に調べたメモ(未確認、要検証)。 確実に配送したいなら下記の設定にする。 smtp_destination_concurrency_limit = 1 smtp_destination_recipient_limit = 1smtp_destination_concurrency_limitが配送先毎のプロセス数で、smtp_destination_concurrency_limitが受信者に対する並列数の設定。 高速配送するならsmtp_destination_reci
これは Postfix Advent Calendar 2014 の2日目の記事です。 Postfix が登場する以前、MTA と言えば Sendmail でした。Sendmail の設定ファイル sendmail.cf は人間が読むことも書くことも難しくて、設定ファイルを簡単に書くためのツールがいくつかあるくらいでした。それに比べたら Postfix の設定ファイルはかなり簡単です。 Postfix の重要な設定ファイルは主に2つあります。master.cf と main.cf です。 今回は main.cf のフォーマットについて詳しく書いてみます。 基本形式 基本は次の形式です。簡単です。 パラメータ名 = 値 「=」の前後の空白はあってもなくても構いません。また行末の空白文字は無視されます。 コメント 「#」で始まる行はコメントです。 # コメント 「#」は必ず行頭になければなりま
smtp_tls_CAfile接続先の証明書を検証するためのルート証明書です。 ルート証明書の期限が切れていたりすると正しい設定でもエラーが出力されるので内容を確認しましょう。もし、古いようであれば最新のものに更新しましょう。 ルート証明書確認方法# openssl x509 -text -noout -in /etc/pki/tls/cert.pem Certificate: Data: Version: 3 (0x2) Serial Number: 6828503384748696800 (0x5ec3b7a6437fa4e0) Signature Algorithm: sha1WithRSAEncryption Issuer: CN=ACCVRAIZ1, OU=PKIACCV, O=ACCV, C=ES Validity Not Before: May 5 09:37:37 2011
TLSサポート付きでPostfixをビルドする TLSサポートを付けてPostfixをビルドするには、まず必要な定義の書かれた make(1) ファイルを生成する必要があります。これはPostfixトップレベルディレクトリで "make makefiles" コマンドに次に示す短い引数を付けて呼び出すことで生成されます。 注意: Gnu TLSを使わないでください。Postfixは 1) maillogファイルにエラーを 報告して、2) 適切な平文サービスを提供できず、Postfixデーモンプロセスは終了ステータスコード2で終了させられてしまいます。 OpenSSL インクルードファイル (ssl.h のような) が /usr/include/openssl ディレクトリにあり、OpenSSL ライブラリ (libssl.so や libcrypto.so のような) が /usr/lib
今回の説明内容 今回はターミナル上のコマンドプロンプトを使ってRaspberry PiのGPIOピン制御をしてみます。 これからターミナル上でコマンドを入力してGPIOを制御しますが、やり方は何通りかあります。この記事では代表的な2通りの制御方法を説明します。言葉の意味はあとで詳しく説明しますが、一つは「echoコマンド」を使う方法、もう一つは「gpioコマンド」を使う方法です。2通りのやり方を通して、GPIOの制御に少しずつ慣れていきましょう。 また、GPIO制御の内容としては「LEDの点灯/消灯の制御」と「スイッチの状態読み取り」を行います。 今回の説明内容は以下になります。 ブレッドボードの確認 GPIO制御方法概要 echoコマンドによるLED点滅制御方法 gpioコマンドによるLED点滅制御方法 catコマンドによるスイッチ状態読み取り方法 gpioコマンドによるスイッチ状態読み
本連載では、Windows XPやWindows 2000 Server/Windows Server 2003における時刻同期サービスについて解説しています。Windows Vista、Windows 7、Windows Server 2008/R2を対象とした時刻同期サービスについては、以下の改訂版記事を参照してください。 ・連載「Windowsネットワーク時刻同期の基礎とノウハウ(改訂版)」(2012年版) NTPプロトコルはWindows OSのみならず、UNIX(Linux)システムにも当然取り入れられており、本来はUNIXシステム上で運用されてきた経緯がある。よってUNIXベースで稼働するNTPサーバ・デーモンとWindows Timeサービスを組み合わせて時刻同期を行わせたいシステム管理者も少なくないだろう。 第1回と第2回では、Windows環境における時刻同期サービス(W
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