生物学的には男性だが自身のジェンダーアイデンティティを女性と規定した米国のあるトランスジェンダーが、ヨガスクール側から女性更衣室の利用を拒否されたことを受け、500万ドル(約7億円)相当の訴訟を提起した。 米ニューヨークポスト、FOXニュースなどの20日(以下、現地時間)の報道によると、アリゾナ州出身のトランスジェンダー、ディラン・マイルズさんはニューヨーク・マンハッタンにあるヨガスクールを相手取り巨額の民事訴訟を起こした。 訴状によると、マイルズさんは性転換手術を受けていないが、女性ホルモン注射を受けている。生物学的に女性のように胸の部分も出ていて女性服を着ているが、男性の象徴の陰茎もある。 マイルズさんは4日午後5時ごろ、ニューヨーク・マンハッタンのヨガスクールに授業を受けに行った。ヨガスクール側は以前にもマイルズさんにトランスジェンダー女性は女性更衣室・トイレを利用できないと事前告示