AND回路に禁止入力としてNOT回路を組み合わせ、禁止入力がある間は出力がONにならないようにする回路を禁止回路といいます。また、インヒビット回路ともいいます。 下の図は禁止回路の例です。ランプ[L]は、入力の接点としてリレー[R1]のメーク接点[R1-a]とリレー[R2]のブレーク接点[R2-b]が直列(AND)に接続されています。このANDに接続された、リレー[R2]のブレーク接点[R2-b]は禁止入力(NOT)となっています。この禁止入力リレー[R2]が動作しているときは、ランプ[L]は点灯しません。このような回路を禁止回路といい、「例えば警報が発生している場合は、機械を運転させない回路」などに応用されています。 禁止回路の動作入力の押しボタンスイッチ[BS1]のみを押すとリレー[R1]が動作して、ランプ[L]は点灯します。禁止入力の押しボタンスイッチ[BS2]のみを押しても、ランプ
シーケンスの基本回路についてやさしく解説しています。一見、複雑そうに思えるシーケンス図ですが、実は基本となる回路をいくつか組み合わせて構成されていることがほとんどです。シーケンス制御には、基本回路と呼ばれる回路がいくつかあります。このページでは基本回路の一つである「インターロック回路」について説明しています。 インターロック回路とは シーケンス制御の対象となる機械が安全に運転できるようにするために、シーケンス動作の進行を阻止したり、運転状態の回路を初期状態に戻すことを目的としたものを、インターロック回路といいます。 インターロック回路は、「起動インターロック」「停止インターロック」「相互インターロック」に大別することができます。 起動インターロック 起動インターロックは、機械を始動させる直前の初期状態の時だけ条件が成立し、機械が運転に入ると、その条件が不成立になるものをいいます。電源投入
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