AND回路に禁止入力としてNOT回路を組み合わせ、禁止入力がある間は出力がONにならないようにする回路を禁止回路といいます。また、インヒビット回路ともいいます。 下の図は禁止回路の例です。ランプ[L]は、入力の接点としてリレー[R1]のメーク接点[R1-a]とリレー[R2]のブレーク接点[R2-b]が直列(AND)に接続されています。このANDに接続された、リレー[R2]のブレーク接点[R2-b]は禁止入力(NOT)となっています。この禁止入力リレー[R2]が動作しているときは、ランプ[L]は点灯しません。このような回路を禁止回路といい、「例えば警報が発生している場合は、機械を運転させない回路」などに応用されています。 禁止回路の動作入力の押しボタンスイッチ[BS1]のみを押すとリレー[R1]が動作して、ランプ[L]は点灯します。禁止入力の押しボタンスイッチ[BS2]のみを押しても、ランプ