来年2月での閉館が決まっている音楽ホール「三井住友海上しらかわホール」(名古屋市中区)を巡り、音楽の専攻課程がある地元大学の学長やアマチュア団体の代表らが28日、河村たかし市長にホール存続への協力を要望した。 同ホールは1994年開館。全700席の中規模会場としては中部地方で突出した音響効果が評価されており、世界的な音楽家からアマチュア、学生まで主にクラシック音楽のコンサートに使われてきた。所有する三井住友海上火災保険は、費用面などで維持が困難だとして閉館を決め、入居ビルの売却方針も表明している。