Home> エレクトロニクス豆知識> D/Aコンバータとは?> DAC 基本形2(バイナリ方式) DACDAC 基本形2(バイナリ方式) そのままデジタル値を受けて動作する回路方式をバイナリ方式と呼びます。 1. バイナリ方式 <抵抗使用の場合> バイナリ方式は、回路構成によりデータに重み付けを持たせたもので、代表例として下図のR-2Rラダー回路があります。 R-2Rラダー回路はどのノードからも抵抗値2Rの並列接続に見えるため、1ノードごとに電流値が半分になってゆきます。 【R-2RラダーDAC例】 下図は4bitの分解能をもつR-2RラダーDACです。 長所として、分解能10bit程度までDACが小面積で作りやすく(必要な抵抗は、NbitのDACで3N本であり、スイッチも大きくなくてよく、デコーダも不要)、他の方式と組み合わせると、14bit程度までなら実現可能となります。 短所として、