清水市(しみずし)は、静岡県中部(駿河国)にかつて存在した市。現在の静岡市清水区の大半で、旧蒲原町および旧由比町を除いた部分に当たる。特例市に指定されていた。 2003年4月1日、静岡市(〜2003年3月)との合体合併(新設合併)により、現在の静岡市(2003年4月〜)の一部となった。静岡市と清水市を合わせて静清〈せいしん、せいせい[注釈 1]〉という呼称があり、それから静清合併と呼ぶことがある。 概要[編集] 日本平の東麓に位置し、富士山を望む港町である。清水地区は天然の良港である折戸湾を持ち、古くから海運中継地として発展した。一方、江尻地区は東海道江尻宿の宿場町として発展した。 本市出身の漫画家さくらももこ原作の漫画『ちびまる子ちゃん』の舞台として有名である。また日本では『サッカー王国』としてサッカーが盛んな地域としても知られ、Jリーグ草創期には「日本のブラジル」とも呼ばれた。 羽衣伝
軍神社(ぐんじんじゃ)。 場所:静岡市駿河区曲金2-7-15。西豊田小学校の西側。駐車場なし。 社伝によれば、延暦20年(801年)、桓武天皇の命を受け坂上田村麻呂が蝦夷を平定したことを記念して創建されたという。一説には、日本武尊が東国平定を祈願して創建されたともいう。祭神は武甕槌命(タケミカヅチ)。かつては、隣接する曹洞宗の寺院「仏国山 法蔵寺」と一体で、祭神は摩利支天とされており、今川氏以来、武家の信仰を受けた。なお、祭神については、武甕槌命と経津主命(フツヌシ)の2神とするともいわれるが、一方でこの2神は同一とする説がある(これは当神社に限ったことではなく、フツヌシはタケミカヅチの別名であるとする説があることによる。)。タケミカヅチは「鹿島神宮」(常陸国一宮)、フツヌシは「香取神宮」(下総国一宮)の祭神で、どちらも武神とされて、武家の信仰を集めた。 ところで、当神社は、かつては「軍人
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