特集:LVMによるディスクパーティションの動的化(前編) (1/7) サーバのディスク容量が減少してくると、いずれ訪れるであろう対処策を考えておく必要がある。この特集で解説する「LVM」は、固定されたパーティション概念を無くすファイルシステムの管理方法だ。 Linuxなどのサーバ運営を行っていると、管理者にはさまざまな悩みが出てくる。その中でも深刻なものの1つとして、物理的な問題であるディスク障害がある。現状の環境をそのまま継続利用したいと思っても、容量不足になってしまうと何らかの対処が急務だ。この特集では、新たなディスク管理規格「LVM」(Logical Volume Manager、論理ボリュームマネージャ)について具体的な導入手順を解説していこう。 この特集では、LVMがどのような仕組みを持ち、どのようにすれば既存環境に導入できるかを解説していく。記事上ではRed Hat Linux
要約 ITPro 掲載のチューニング記事に書かれていた、 「mount オプションに noatime オプションを付加すると読み込み速度が倍になる」 という情報について検証を行いましたが、検証方法や考察に誤りがありました。 調査の結果 Fedora8, Fedora9, Ubuntu8.04 LTS ではデフォルトで relatime オプションがついていることがわかりました。 検証方法を read() システムコールの実行時間測定という方法に変更し、あらためてデフォルト、noatime, relatime マウントオプション付加時の性能検証を行ったところ、私の環境(Core 2 Duo(2.2GHz),メモリ2GB,Fedora8)では noatime, relatime マウントオプションを付加することで、デフォルト時の実行時間の半分で read() システムコールを実行することができ
大変長期間放置して申し訳ありませんが、ようやく続きです。 改めてSSDの寿命とは? 前回までの内容を簡単にまとめると、以下のような感じです。 NANDフラッシュの書き換え回数が増えると、ビットエラーの発生率が上昇する SSDやUSBメモリなどのコントローラは、ビットエラーが多くなったブロックを無効化する 無効化されたブロックが増え、SSD内に設けられた予備領域が使い果たされると、そのSSDは"寿命"を迎える ビットエラーには、書き込みエラー(書いた瞬間にエラーがある)、保持エラー(書き込みから時間が経つとエラーが発生する)、リードディスターブ(多数回の読み込みを行うとエラーが発生する)の3種類がある NANDフラッシュの種類によっては、保持エラーが非常に大きくなることもある。一方、リードディスターブは概ね無視できるほど小さい SSDをはじめとするNANDフラッシュの"寿命"を平均書き換え回
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