■ Webバグについて復習する 昨日の日記「HTMLメールマガジンをどうするか」で、「次回予告: HTMLメールのもうひとつの危険性」と予告したが、これはまた後日として、その前に昨日の話の補足を書く。 昨日の日記のリンク元をたどっていろいろな人たちのコメントを読むと、意外にも、「Webバグ」ないし「Webビーコン」という言葉を初めて聞いたという人が少なくないようだ。しかも、この問題の原理と存在を知っているという人が、「Webバグ」という用語があることを知らなかったという状況があるらしい。いかにこの問題がきちんと語られていないかの現れであろう。日経BPを代表とするITメディアが、単に不勉強なのか、あるいは意図的に騙し騙し戦略をとっているのか知らないが、彼らが自らの社会的使命を軽んじている結果だ。 Webバグの歴史 「Webバグ」の源流は古い。WWWにインライン画像機能(<img>要素)が導入