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メディアと原発と震災に関するkamezoのブックマーク (72)

  • 誰が風評を広げるのか? - 杜の里から

    福島第一原発の処理水放流が近づくにつれ、国内では漁業団体が放出反対を表明したり、お隣韓国では反日勢力による「汚染水怪談」によって塩の買い占めが起こったりと様々な動きが起きています。 6月22日には全国漁業協同組合連合会(全漁連)が政府に対して改めて放出反対の決議文を提出して「処理水を流されれば死活問題だ」と訴えた報道がありましたが、福島民友の記事によりますとその最後に、 (引用 ↓) 坂会長は会談後、報道陣の取材に対し、放出が始まった場合の対応について「反対とはいえ、(抗議など)何か行動を起こせば自分たちが風評を起こすことにもなりかねない。慎重に考えたい」と述べた。 とありました。 これを見ても漁業者達の一番の懸念は「風評」にあるのであって、処理水が危険であるからと訴えている訳ではない事が分かります。 風評の元は「漠然とした不安感」です。 この不安感の元はトリチウムそのものへの不安にある

    誰が風評を広げるのか? - 杜の里から
    kamezo
    kamezo 2023/06/28
    処理水放出の話。紹介されている韓国での議論(科学者からの反論)を見習いたいものだ。
  • メディアが伝えぬ福島の話題 - 杜の里から

    ウクライナ戦争に始まってオミクロン株の大流行、安倍元総理銃撃事件から派生した怒涛の統一教会追及報道が行われている中、8月3日、河北新報WEBにこんな注目する記事が載りました。 突然変異の増加みられず 福島のイノシシ被ばく研究 東京電力福島第1原発事故により放射性物質が飛散した地域で捕獲されたイノシシの遺伝解析をした結果、事故前後の世代で塩基配列の突然変異率に違いがなかったとする研究成果を、弘前大(青森県)や福島大などのチームが3日までに、科学誌エンバイロメンタル・ポリューションで発表した。 発表によると、チームは2015〜18年に福島県の避難区域などで捕獲された174頭の遺伝子の塩基配列を調査。事故前に宮城、山形県で捕獲された17頭のものと比較すると、突然変異に応じて増える配列パターンの数に違いはなかった。 https://kahoku.news/articles/knp202208030

    メディアが伝えぬ福島の話題 - 杜の里から
    kamezo
    kamezo 2022/08/07
    メディアの伝えることと伝えないこと。
  • 原発処理水放出の「風評」、そのあやふやな正体とは? 市場関係者が語った意外な言葉 | 47NEWS

    「風評」って何だろう、どこで生まれているんだろう。東京電力福島第1原発事故の後、福島県を苦しめてきたこの言葉はどこかあやふやで、正体が見えずにいた。第1原発で発生した汚染水を浄化処理し保管している水を巡り、政府は海洋放出すると決めた。再び起こる可能性が高い風評の実体を探ろうと、首都圏の市場や飲店を訪ねたところ、そこで出合ったのは意外な言葉だった。(共同通信=武田爽佳) ▽世界一安全? 日最大の市場である東京・豊洲市場。全国各地から届いた魚を載せて市場内を縦横無尽に駆ける運搬車をよけながら、ある仲卸業者にたどり着く。次々とやってくるバイヤーたちは、氷の中で鈍く光るアジやカツオを手に取って吟味していた。社長の男性によると、原発事故が起きた直後は東北3県や茨城、千葉県で取れた水産物を避ける人は多かったが、今は気にする人はほとんどいない。処理水の海洋放出方針が決まった後も、仕入れた福島のサバが

    原発処理水放出の「風評」、そのあやふやな正体とは? 市場関係者が語った意外な言葉 | 47NEWS
  • 室月淳Jun Murotsuki on Twitter: "福島の妊婦さんの産んだ子どもには原発事故の影響はまったくなかった,という事実を苦労して調査し結論づけたとき,某新聞の編集から「影響があったというなら別だが,なかったという事実にニュースバリューはない」と記事を断られたことがありました.村中先生のノートを読みそのことを思いだしました"

    福島の妊婦さんの産んだ子どもには原発事故の影響はまったくなかった,という事実を苦労して調査し結論づけたとき,某新聞の編集から「影響があったというなら別だが,なかったという事実にニュースバリューはない」と記事を断られたことがありました.村中先生のノートを読みそのことを思いだしました

    室月淳Jun Murotsuki on Twitter: "福島の妊婦さんの産んだ子どもには原発事故の影響はまったくなかった,という事実を苦労して調査し結論づけたとき,某新聞の編集から「影響があったというなら別だが,なかったという事実にニュースバリューはない」と記事を断られたことがありました.村中先生のノートを読みそのことを思いだしました"
    kamezo
    kamezo 2021/11/29
    想定読者層というか、誰のために記事を作っているのか、という話ではある。
  • 「Fukushima50」とNHK「最悪のシナリオ」|下村健一

    10年前の3月11日、私は民間任用(2年満期)の内閣審議官として、メディアが立ち入れぬ首相官邸の最奥部で、事態の渦中に居合わせていた。 そんな人間の1人として、テレビ各局の「3・11」10年関連特番を見ていて、特に心揺さぶられた番組が2つあった。1つは、日テレの金曜ロードSHOW!「Fukushima50」(去年の劇場公開とは違った意味で)  。 もう1つが、NHKのETV特集「原発事故 ”最悪のシナリオ”/その時誰が命をかけるのか」。 ーーーそれらについてちょっと書こうかな、と思っていたら、奇しくも同じ2番組を挙げて先にコメントしている人が、意外な所にいた。 フランス「リスク・危機研」研究員の賞賛と憤慨フランスの「リスク・危機研究センター」(Centre de recherche sur les Risques et les Crises)の一員として、3・11以降たびたび来日し、福島原

    「Fukushima50」とNHK「最悪のシナリオ」|下村健一
    kamezo
    kamezo 2021/03/19
    どちらも未見だが、「事実に基づくフィクション」全般に対する視聴者へのアドバイスとしても、当時現場にいた人の述懐としても読み応えがあった/最初、うかつにも坂村健一かと思って混乱した💦
  • 福島原発事故から10年…「被ばくで健康被害」のデマとメディアの責任【江川紹子の考察】

    事故当時の福島第一原発電の様子(「Wikipedia」より) 東日大震災から10年が経過した。そして東京電力福島第1原発の事故発生からも10年。固唾をのんで推移を見守っていた事故当時の緊張感は、今後も忘れることはないだろう。 国連科学委員会による「被ばくによる健康影響少ない」との報告 この10年の間に、現地では廃炉に向けた作業が進められ、先月は3号機で、使用済み燃料プールからの核燃料の取り出しを終えた。作業に当たった人たちには、心から敬意と感謝の気持ちを表したい。ただ、溶け落ちた燃料デブリの回収は困難で、今後いつになったら作業が完了するのかは不明。廃炉までの工程は何合目まで来ているのかもよくわからない状況は、10年経っても続いている。改めて、原発事故がもたらす影響の大きさを感じる。 そんななか、原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)が、この事故の影響に関する最新の報告書

    福島原発事故から10年…「被ばくで健康被害」のデマとメディアの責任【江川紹子の考察】
    kamezo
    kamezo 2021/03/17
    〈デマに類する言説を、「通説とは異なる」意見のひとつとして擁護することが、マスメディアの役割といえるのだろうか〉
  • 10年目 - 杜の里から

    2021年3月11日、あの日から10年が経ちました。 午後2時46分、被災地では追悼の祈りが捧げられましたが、自分の周りではいつも通りの日常が過ぎていきました。 でも10年前のこの日の事は今でも鮮明に覚えているし、毎年この時間が近づくと胸騒ぎを覚えます。 折りしも今年は、一か月前の2月13日に東北地方を震度6強の地震が襲い、否が応でもあの日を思い起こされてしまいました。 当日は、突然の縦揺れが起きた時は思わず、 「これはヤバイかも…。」 と、次に来る大きな揺れに対して身構えましたが、幸いあの時襲ってきた様な揺れは来ずに収まったのでほっとしました(それでも6強の地域では大きな被害が出ましたが)。 よりによって10年目にこんな地震がまた来るとは思いもよりませんでしたが、それはまるで、テレビ各局が準備していた震災特集番組の予告編でもあったかの様でした。 今年も「あの日」が近づくにつれて多くの震災

    10年目 - 杜の里から
    kamezo
    kamezo 2021/03/13
    「10年目」を伝えるメディアを、東北からはどう見たか。
  • 「福島県民がん増える可能性低い」 被曝線量を下方修正:朝日新聞デジタル

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    「福島県民がん増える可能性低い」 被曝線量を下方修正:朝日新聞デジタル
  • 「福島の11歳少女、100ミリシーベルト被曝」報道は正しかったか(林 智裕) @gendai_biz

    ショッキングな言葉の数々 「11歳少女、100ミリシーベルト被ばく 福島事故直後 放医研で報告」 「誌請求で公開」「政府は『確認せず』」 「チェルノブイリ事故では一〇〇ミリシーベルト以上でがん発症」 「国はこれまで『一〇〇ミリシーベルトの子どもは確認していない』と発表し、この報告は伏せられていた」 1月21日の東京新聞朝刊一面トップ記事に、このようなショッキングな言葉が並びました(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201901/CK2019012102000122.html 編集部注:東京新聞公式サイトに掲載されていた該当記事のURLは、林氏による記事の公開前後に変更されたため、それに伴ってリンクを更新しました:2019年2月21日)。 〈東京電力福島第一原発事故の直後、福島県双葉町にいた十一歳の少女が、喉にある甲状腺に推計

    「福島の11歳少女、100ミリシーベルト被曝」報道は正しかったか(林 智裕) @gendai_biz
  • 学研プラス「福島県のひみつ 震災のきおくときずな」県が作成、配布へ - Togetter

    竜田一人 @TatsutaKazuto 漫画も解説も、細かい表現の端々がものすごく考えられてて、余計な誤解の余地をことごとく潰していく工夫がされていることに、非常に感じ入りました。国や自治体や関係事業者の発表も、あらゆるマスメディア報道も、このを参考にして、自分達の表現方法、考え直してみたらいかがでしょう。 2018-04-03 02:38:33 竜田一人 @TatsutaKazuto 漫画も非常に良質な労作です。なんか涙が… 山口育孝さん。YHB編集企画さん。お疲れ様でした。最高の敬意を表します。 東日大震災に関する著作物の中でも、非常に価値ある一作として歴史に記録されるべきだと思います。 2018-04-03 02:29:58

    学研プラス「福島県のひみつ 震災のきおくときずな」県が作成、配布へ - Togetter
    kamezo
    kamezo 2018/04/21
    竜田一人さん「国や自治体や関係事業者の発表も、あらゆるマスメディア報道も、この本を参考にして、自分達の表現方法、考え直してみたらいかがでしょう」/後で読んでみよう
  • Nスペ「被曝(ばく)の森2018」は前よりはマシだったけど - 杜の里から

    (「はてなブログ」に引っ越しました。該当エントリーはこちらです。) 2018年3月7日、もうじき震災7年目を迎えようとするこの日22時25分、NHKスペシャルで「被曝(ばく)の森2018~見えてきた汚染循環~」という番組が放送されました。 これは2016年3月6日に放送された「被曝の森」の続編として製作されたものですが、結論から言いますと、まあ前作よりはいくらかマシになった程度という感想でした。 帰還困難区域となった阿武隈山地で、動植物への放射能影響の研究を行なう科学者達の姿を追った前回は、徐々に明らかになる放射能の影響を思わせぶりな演出で紹介し、あげくただ不安感が増すばかりの印象だけが残ったというものでした。 今回は続編という事で不安はありましたが、前回よりはいたずらに不安感を煽る様な過剰な演出は控えられていて、その分科学者達の研究報告も前回よりは冷静な目で見る事が出来ました。 番組を進

    Nスペ「被曝(ばく)の森2018」は前よりはマシだったけど - 杜の里から
  • 原発の風評被害 正確な情報の発信を | | 論説 | 佐賀新聞

    東日大震災と東京電力福島第1原発事故から7年が経過したが、福島県の現状を巡る風評や偏見は根強く残っている。その大きな原因は放射線に関する知識の不足である。正確な情報を繰り返し丁寧に発信していくことが必要だ。 身近に接する福島県産品への不安はなかなか消えない。

    原発の風評被害 正確な情報の発信を | | 論説 | 佐賀新聞
  • 「福島は危険だ」というフェイクが、7年経っても県民を傷つけている(林 智裕) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)

    東日大震災、そして福島第一原発事故発生からきょうで丸7年が過ぎた。しかし原発周辺の自治体への住民の帰還は決して進んでいるとは言えず、また国民の福島に対する偏見も、いまだ根強いものがある。 福島在住のライター・林智裕氏が、いま行うべき「情報のアップデート」を訴える。 「被曝は次世代にも影響する」という危険な誤解 原発事故をめぐって沢山の言説が飛び交ったこの7年でしたが、結局、「放射能」の影響は実際にはどうだったのか──。 結論から言うと、福島では放射線被曝そのものを原因とした健康被害は起こりませんでした。住民が実際に受けた被曝量は内部・外部ともに、世界の一般的な地域と比べても「高くない」と言える程度に留まったことが、様々な実測データで明らかになったのです。 もちろん、これはあくまでも結果論であって不幸中の幸いにすぎません。一方、この事実は2014年からUNSCEAR(国連科学委員会)が複数

    「福島は危険だ」というフェイクが、7年経っても県民を傷つけている(林 智裕) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
  • 福島米の「全量全袋検査」を知っていますか:朝日新聞デジタル

    お家でべる米は何を選んでいますか? 選ぶ基準は人それぞれだと思います。私はここ数年、福島県喜多方市の山間部で、江戸時代から続く農業用水路を守って耕作している農家の方々のお米を買っています(余談ですが、この方々の取り組みについては昨秋こんな記事<※1>を書きました)。 福島県は2016年産米のランキングでコシヒカリが全県で特Aを獲得するなど、米の名産地。私がいただいているお米もモチッとした感とうまみがあって、ついついべ過ぎて困るくらい。けれど、東京電力福島第一原発事故以降、店頭での存在感は薄れ、回復できないままの状況が続いています。 東日大震災と東京電力福島第一原発事故から来月で7年。福島県は、2012年度から行ってきた県産米の放射性物質検査について新しい方針を決めようとしています。 2011年、県産米の一部で、当時の基準値を超えるセシウムが検出される事例があったため、翌12年か

    福島米の「全量全袋検査」を知っていますか:朝日新聞デジタル
    kamezo
    kamezo 2018/02/03
    「もうやめていいよね」という話になってきてなかった?/「うちは報道してないけど誰か知ってますか?」という記事だろうか(読んでない)
  • BS1は福島の甲状腺検査をどう報じたか ~感想~ - 杜の里から

    2時間のBS1スペシャルの文字起こしが終わりました。 番組の中で語られている事をこうして文字の形とし、そしてその中身だけを改めてじっくり読んでみると、福島での甲状腺がん多発の原因や検査自体の問題点が分かりやすくまとめられていて、取材についてもNHKはよく頑張ったなと感じます。 しかし番組を見終った時点では、心に残ったのはただ「不安感」ばかりでした。 番組冒頭からの甲状腺がん患者数の地図表記、不安感・不信感に溢れた保護者のインタビュー、そしてあの暗く陰BGM。 番組全体を覆うおどろおどろしい雰囲気は最後まで続き、二巡目で見つかった甲状腺がんの評価も検査自体の問題も結局何も解決される事なく、そしてエンディングはアンケートの不安の声とモニタリングポストの放射線量値のアップ。 NHK・民放含め、自分は原発事故関連のドキュメンタリーをかなりの数見てきましたが、不安を煽る演出はあいも変わらずという

    BS1は福島の甲状腺検査をどう報じたか ~感想~ - 杜の里から
    kamezo
    kamezo 2017/12/18
    番組書き起こし https://goo.gl/t3CYNY https://goo.gl/w88kSP https://goo.gl/6vKzUj https://goo.gl/msyFHG のしめくくり。お疲れさまでした/かつてよりもマシとはいえ、ひたすら不安を煽るものだった模様。
  • BS1は福島の甲状腺検査をどう報じたか ~後編~(その2) - 杜の里から

    震災による原発事故が起きたあの時、甲状腺検査はどのような経緯で始まり今に至ったのか、番組は続けます。 甲状腺検査を巡って深まる混迷、その根源には前例のない事態に次々と対応を迫られた事故直後からの経緯があります。場面は2011年5月の第1回検討委員会開始の映像、これにナレーションがかぶります。 事故の2ヵ月後、福島県では独自に健康調査を実施する事を決めました。 実は当初、国が甲状腺検査を実施する計画が持ち上がっていましたが、県が断ったといいます。 当時の県幹部が、そのいきさつについて明かしました。 福島県保健福祉部部長(当時) 阿久津文作 阿久津 「厚労省の課長補佐レベルの人が、『県では調査をやるんですか? もし県がやらなければ国もやる用意がありますよ』という様な発言があって、それは個別に聞いたんですけども、国も動いてはいるんだなっていう思いはありました。 東電と国は、今回の事故の起こった原

    BS1は福島の甲状腺検査をどう報じたか ~後編~(その2) - 杜の里から
  • BS1は福島の甲状腺検査をどう報じたか ~後編~(その1) - 杜の里から

    後編開始早々、番組には検査で甲状腺がんと診断され、昨年甲状腺を切除したという20代の青年が素顔で登場します。 手術のカルテを示しながら、彼はこう語ります。 青年「また同じところに出来るんじゃないかという不安はありますね。」そして、194人中155人が甲状腺切除の手術を行なった事や、すべての人を対象とした今の検査は心身への負担が大き過ぎるとして見直しや縮小を求める声、過剰診断に憂慮して検査の見直しや縮小を訴える医師、検査継続を訴える家族や医師のインタビュー、苦悩する検討委員長の姿などが4分間のダイジェスト映像として紹介され、ナレーションの後、後編編は始まります。 原発事故7年目の甲状腺検査、深まる混迷の根源に迫ります。 編ではまず、冒頭に登場した青年が再び登場し、切除したがんの写真などを示しながら、術後の体験やがんになった時の心の内を語ります。 青年 「実際がんになると分かるんですけど、

    BS1は福島の甲状腺検査をどう報じたか ~後編~(その1) - 杜の里から
  • BS1は福島の甲状腺検査をどう報じたか ~BSニュース~ - 杜の里から

    2時間枠のBS1スペシャルが放送される時、普通は前編と後編の2部構成となり、その合い間に10分間のBSニュースが流れるというのがフォーマットとなっています。 見ている側はこの時間はちょっとブレイクタイム、自分としてはトイレ休憩の時間という位置付けとなっています。 ところが今回のBSニュースは、そうは行きませんでした。 冒頭のニュース紹介画面には、以下の4つの項目が並んでいたのです。 〔中国 浙江省 空き地で爆発2人死亡〕 〔原発事故後に甲状腺がん 約8割“不安”〕 〔ネパール新憲法のもと初の議会選挙〕 〔44年ぶり運行「D51」が重連運転〕 そのニュース内容はこの様なものでした。 放送時間は午後10:51から3分30秒の、ニュースとしては長めの内容でした。 【原発事故後に甲状腺がん約8割“不安”】 東京電力福島第一原発事故の後、甲状腺がんと診断され手術を受けた子どもやその保護者に、支援団体

    BS1は福島の甲状腺検査をどう報じたか ~BSニュース~ - 杜の里から
  • BS1は福島の甲状腺検査をどう報じたか ~前編~ - 杜の里から

    2017年11月26日(日)、NHKはBS1スペシャル「原発事故7年目 揺れる甲状腺検査」という、現在福島県で行われている甲状腺検査についてのドキュメンタリー番組を放送しました(再放送は12月9日)。 原発関連のドキュメンタリーは数多く作られていますが、甲状腺検査そのものに焦点を当てたものは少なく、ただ不安を煽るばかりのひどい特集が以前少しあったぐらいです。 この甲状腺検査については現在様々な問題が指摘されており、果たして今回、BS1はそれをどの様に伝えたのでしょうか。 スペースの都合上数ヶ所は省略しましたが、番組の中で誰が何を語ったのか、そのインタビューシーンを中心に番組内容をまとめてみました。 番組冒頭5分間はこれから始まる特集のダイジェスト版が紹介されます。 まず郡山市の病院の待合室の映像から始まり、これまでの検査で194人の子ども達に甲状腺がんが見つかった事、福島県の検討委員会では

    BS1は福島の甲状腺検査をどう報じたか ~前編~ - 杜の里から
  • 坂村健の目:被ばく影響、科学界の結論 | 毎日新聞

    今月1日に日学術会議から「子どもの放射線被ばくの影響と今後の課題」という報告書が発表された。日学術会議は我が国の人文・社会科学から理学・工学までの全分野の代表者からなる、いわば「学者の国会」。政府に対する政策提言から世論啓発までを役割としている。 報告書が対象としている東京電力福島第1原発事故については、既に多くの論文や調査結果などが蓄積されている。国連科学委員会の報告でも、放射能由来の公衆の健康リスクについて「今後もがんが自然発生率と識別可能なレベルで増加することは考えられない」と結論が出ている。 学術会議の報告でも、被ばく量はチェルノブイリ原発事故よりはるかに小さいという評価が改めて示されているが、特に不安の多い子どもへの影響に焦点を絞っている点が重要だ。「福島第1原発事故による胎児への影響はない」としており「上記のような実証的結果を得て、科学的には決着がついたと認識されている」と

    坂村健の目:被ばく影響、科学界の結論 | 毎日新聞