鳥取県議会の平井伸治議員が、松山市の飲食店の経営者などと共謀し、新型コロナ対策の国の助成金およそ1200万円を不正に受け取るなどしたとして、詐欺などの疑いで愛媛県警察本部に逮捕されました。 議員は逮捕前にNHKの取材に対し「当時は罪の意識はなかったが、今となっては申し訳なく思っている」などと述べました。 逮捕されたのは、鳥取県議会議員の平井伸治容疑者(55)と、松山市のとんかつ店「清まる」を経営する水野清子容疑者(60)など合わせて5人です。 警察の調べによりますと、5人は共謀のうえ、おととし8月ごろから10月ごろにかけ、とんかつ店が新型コロナの影響で従業員17人を休業させ手当を支給したなどとうその申請を行い、国の「緊急雇用安定助成金」およそ1190万円を不正に受給するなどしたとして、詐欺などの疑いが持たれています。 警察は捜査に支障があるとして、5人の認否を明らかにしていませんが、議員は