JR東海は30日、東海道新幹線を走行した「N700A」(16両編成)の台車から重さ約1・8キロの部品がなくなっていたと発表した。欠損した状態で走行していたとみられる。同社は安全性に問題はないとしているが、部品は見つかっていない。 なくなっていたのは、走行中の車輪に押し当てて油分などを除去する樹脂製部品「研磨子」(横13センチ、縦9センチ、高さ5センチ)。30日朝、大阪府摂津市内の車両基地で検査したところ、15号車の台車の1カ所でなくなっていた。 27日の検査では、すべてそろっていることが確認されていた。この列車はその後、東京―新大阪間を数往復していた。同社は東海道新幹線全135編成について緊急点検をしている。(細沢礼輝)
九州新幹線長崎ルート(博多-長崎)の武雄温泉(佐賀県)-長崎間で、レールを敷設する作業の開始を告げる「レール発進式」が30日、佐賀県嬉野市の嬉野温泉駅予定地であった。長崎ルートでのレール敷設は初めて。 【動画】長崎新幹線 初のレール敷設で式典 式典には佐賀県内の自治体関係者ら約40人が出席し、安全祈願の後、高架上で専用の装置が溶接された長さ200メートルのレールを真新しいコンクリートの軌道上に送り出した。敷設作業は2022年中に終わる見込み。 長崎ルートは、同区間(66キロ)を通常の新幹線の「フル規格」で整備するが、新鳥栖(佐賀県)-武雄温泉間は予定していたフリーゲージトレイン(軌間可変電車)の導入を断念し、整備手法が決まっていない。当面は武雄温泉駅で在来線特急と新幹線を乗り継ぐリレー方式で、22年度までに暫定開業する予定だ。【松尾雅也】
ドクターイエローは正式には新幹線電気軌道総合試験車という事業用車。新幹線と同じスピードで走行しながら、レールの歪み、架線の摩耗状態、架線電力の状態、信号設備の状態といった新幹線の軌道状態を検測するものだ。 新幹線と同じ速度で走りながら検測することにより、ほかの新幹線の運行の妨げとなることなく、日中の検測を行うことができる。また、営業状態と同じリアルな状況で検測できるので、軌道状態を高い精度で検測することができる。 現行のドクターイエロー923形は700系をベースとした車両で、JR東海が所有する0番代T4編成が2000年に登場。当初はJR西日本が所有する0系ベースの922形20番代T3編成との持ち回りで検測を行い、2005年にJR西日本が923形3000番代T5編成を導入した。 余談だが、T5編成はJR西日本の所属ながら、JR東海の大井車両基地に常駐しており、台車検査(台検)や全般検査(全検
JRのシェアが7.5%しかない東京~福岡間の移動。そこで飛行機ではなく、約5時間を要する東海道・山陽新幹線「のぞみ」にあえて乗車しました。この選択、アリでしょうか、ナシでしょうか。ただ、新幹線ならではの良さ、あるかもしれません。 東海道・山陽新幹線における「4時間の壁」 東京駅から博多駅まで所要5時間13分、あえて新幹線「のぞみ」で行く(1分50秒)。 東京~福岡間の移動において、JRのシェアは7.5%しかありません(2016年度。JR西日本、国土交通省の資料による)。 同区間の所要時間は飛行機の場合、空港アクセス時間を含めて約3時間ですが(羽田空港から福岡空港までのフライト時間は2時間弱)、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」は1069.1kmを走行し、約5時間かかります。 定期列車だけで1日約30往復が走る東京~博多間の「のぞみ」(2018年3月、恵 知仁撮影)。 移動のシェアについて同じ資
N700Aに続く東海道・山陽新幹線の次世代新型車両「N700S」。車両の軽量化や装置類の小型化に力点を置いて開発されましたが、なぜ軽量化や小型化に力を入れたのでしょうか。そこには「余裕」から生まれる利便性の向上と、「東海道・山陽」のエリアにとどまらないJR東海の狙いがあります。 1編成の重さが700tを切る! JR東海は2018年3月20日(火)から、N700Aに続く東海道・山陽新幹線の次世代新型車両「N700S」の走行試験を始めました。 このほど走行試験が始まったN700Sの確認試験車(2018年3月10日、草町義和撮影)。 走行試験で使われているN700Sは「確認試験車」と呼ばれる16両×1編成。今後、さまざまな試験や検証を行った上で、2020年度には営業運転で使用する量産車が導入される見込みです。順調にいけば、2〜3年後には乗れることになりそうです。 ところで、JR東海が公表している
博多発東京行きの新幹線「のぞみ34号」の台車に亀裂が入り、破断寸前の状態だった問題で、JR東海は20日、新幹線が1週間停車したままになったJR名古屋駅からの撤去費用を、車両を保有するJR西日本に請求する方針を明らかにした。請求額はこれから計算するという。 JR東海の柘植康英社長が同日の定例会見で、「原因分析が落ち着いた段階でJR西に話をさせていただく」と述べた。新大阪駅で乗務員がJR西からJR東海に交代する際、運行に問題ないと引き継がれたという。京都駅を過ぎて異臭を確認しても、途中停車せずに名古屋駅まで走らせた判断については、「適切だった。むしろ新大阪で床下点検をしていただきたかった」と話した。
JR東日本の「Suica」や、首都圏の私鉄や地下鉄の「PASMO」など10種類の交通系ICカードで、来月末から東海道・山陽新幹線に乗車できるようになりました。 利用できるのは、JR東日本の「Suica」や、JR東海の「TOICA」、JR西日本の「ICOCA」などJR各社のICカードに加えて、首都圏の私鉄や地下鉄などの「PASMO」など、合わせて10種類の交通系ICカードです。 利用にあたっては、ICカード乗車券とクレジットカードの番号を専用のホームページで登録する必要があり、支払いはICカードからではなく、登録したクレジットカードを通じて行われる形になります。 これまで新幹線では、在来線などで使うこれらのICカードは利用できませんでしたが、今回のサービス開始で交通系ICカードの利便性がさらに高まることになります。 記者会見で、JR東海の柘植社長は「ふだん新幹線を利用する機会が少ない人や、外
九州新幹線長崎ルート(長崎新幹線)への新型車両フリーゲージトレイン(FGT)導入について、JR九州は25日、「FGTによる運営は困難」として断念する意向を正式に表明した。現状では採算面で成り立たず、安全面でも懸念が残るという。FGTに代わり、博多―長崎間の全線でフル規格での整備を求める考えも示した。 長崎新幹線は新幹線と在来線区間を行き来できるFGTの導入が前提になっている。JR九州が断念の姿勢を明確にしたことで、現行の整備計画も、抜本的な見直しを余儀なくされる。 JR九州の青柳俊彦社長は25日、与党が開いた委員会に出席し、JR側の見解を説明した。FGTは一般の新幹線より車両関連費が2倍前後かかり、全面導入すればJRにとっては年間約50億円の負担増につながると試算。「前提である収支採算性が成り立たない」と主張した。青柳社長は委員会後、報道陣に対し、安全性も「まだ確立できていない状態」だと述
不発弾の処理にともない、東海道新幹線と東海道本線の運転が一時、見合わされることになりました。発見された場所は、東海道新幹線沿線にあるJR東海の浜松工場です。当日は臨時列車の運転も行われます。 昼ごろには遅延回復を予定 臨時列車の運行も JR東海は2016年10月4日(火)、新幹線車両の整備などを行う同社の浜松工場(静岡県浜松市)敷地内で発見された不発弾の処理にともない、12月18日(日)に東海道新幹線と東海道本線の運転を一部区間で見合わせると発表しました。 運転が見合わせになるのは、12月18日(日)の午前8時30分から、該当地域の規制が解除される9時30分ごろまでのあいだです。 東京~新大阪間を結ぶ東海道新幹線。その沿線に浜松工場がある(2015年8月、恵 知仁撮影)。 東海道新幹線では浜松~豊橋間の上下線で運転見合わせとなり、JR東海によると、同区間を通過する列車に遅延が発生するとのこ
JR東海は24日、東海道・山陽新幹線の次期新幹線車両に向けた確認試験車の製作について発表した。次期新幹線車両の名称は「N700S」。確認試験車は完成後、次期営業車両に反映する新技術の最終確認を行い、その後は東海道・山陽新幹線のブラッシュアップをめざし、技術開発を推進する試験専用車として活用される。 N700Aの「エアロ ダブル ウィング形」に対し、N700S(画像左)の先頭形状は「デュアル スプリーム ウィング形」。なお、N700Sの標識灯については今後検討するとのこと N700Sの「S」は「Supreme(最高の)」を意味し、東海道・山陽新幹線車両として定着したN700系シリーズの中でも最高の新幹線であることを表している。先頭形状はN700系・N700Aの「エアロ ダブル ウィング形」を踏襲しつつ、三次元形状を考慮したシミュレーション技術を活用して進化。「デュアル スプリーム ウィング形
2024 01 ≪ 1234567891011121314151617181920212223242526272829≫ 2024 03 1 名前:名無しさん@涙目です。(福島県)[] 投稿日:2011/08/03(水) 01:13:03.13 ID:HQewp1Ma0 「新幹線効果なし」75% 鹿児島県内中小企業 3月の九州新幹線鹿児島ルート全線開通が業績に与えた影響について、鹿児島県内の中小企業の75%は「変わらない」 と受け止めていることが、日本政策金融公庫のアンケートで分かった。全線開通3カ月後の6月下旬時点のアンケートで 「プラスの影響を受けた」と回答した企業は14%にとどまった。公庫は「東日本大震災の影響もあり、まだ期待通りの 効果が出ていないようだ」と分析している。 公庫の鹿児島、川内、鹿屋の3支店が計1472社を対象にアンケートし、737社から回答を得た。 それによると「プ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く