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ブックマーク / realsound.jp (43)

  • DCPRG『構造と力』リリース20周年 菊地成孔が語る、オルタナティブなグルーヴの現在

    音楽家で現在は音楽ギルド・新音楽制作工房も運営する菊地成孔。彼が率いていたDC/PRG(Date Course Pentagon Royal Garden/当時はDCPRG)による2ndアルバム『構造と力(Structure et Force)』が、2003年9月25日の発売から20周年を迎える。 作の収録曲は前作『アイアンマウンテン報告』と比べ、さらにクロスリズムやポリリズムにフォーカスしており、当時としては律動的かつかなり先鋭的な内容だった。特に当時、4拍子と5拍子が同時に鳴るリズムを踊れる楽曲に落とし込んだのは驚嘆でしかない。 しかし執筆家でもある菊地が膨大なテクストを残した副作用なのか、雑誌カルチャーの衰退が原因なのか、音楽そのものを具体的に語ったインタビューはネット上にほとんどないのが実情だ。そこでリリース20周年を期に『構造と力』の音楽的な回想を依頼。 「5」という数字(ペン

    DCPRG『構造と力』リリース20周年 菊地成孔が語る、オルタナティブなグルーヴの現在
  • 「青春ブタ野郎」シリーズ、なぜ多くの人々に刺さる? 思春期の迷いや悩み描く人気作の魅力

    思春期ならではの迷いや悩みが引き起こす、「思春期症候群」という不思議な現象が描かれた鴨志田一の「青ブタ」シリーズは、今まさに青春を謳歌している人も、思春期を経て大人になった人も共に、人生における様々な可能性に思いを馳せることができるライトノベルだ。6月23日にはシリーズ第8弾『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』(電撃文庫)がアニメ映画化されてスクリーンに登場。悩みを乗り越えようとする少女と支えようとする人たちの優しさに触れられる。 もしも図書館にとびっきり美少女がバニーガール姿で現れたら? 普通だったら大騒ぎになるか、騒がないまでもイタい子だと見て見ぬふりをしながら、やはり横目でチラリと見てしまうだろう。ところが、そんな美少女のバニーガールが現れても、図書館では誰ひとり騒ごうとも視線を向けようともしなかった。梓川咲太以外は。 「青ブタ」シリーズ第1弾『青春ブタ野郎はバニーガール先

    「青春ブタ野郎」シリーズ、なぜ多くの人々に刺さる? 思春期の迷いや悩み描く人気作の魅力
  • 中村うさぎ、ラノベ黎明期から様変わり「異世界転生」氾濫に喝「テンプレ小説ばかり、書いてて恥ずかしくないのかな」

    中村うさぎ、ラノベ黎明期から様変わり「異世界転生」氾濫に喝「テンプレ小説ばかり、書いてて恥ずかしくないのかな」 あらゆる大手出版社から刊行され、巨大な市場に成長しているライトノベル。メディアミックスも好調で、その勢いはとどまるところを知らない。そんなライトノベルの黎明期はいったいどのようなものだったのか。黎明期にラノベ作家としても活躍をしていた中村うさぎに今だからこそ話せるデビューまでの経緯と、当時のライトノベル界の話をじっくりとうかがった。 売れっ子ライトノベル作家であった中村うさぎ 中村といえば自身の買い物依存症から、美容整形、ホストクラブ、そして風俗とあらゆるジャンルを網羅したエッセイストとして名高く、マツコ・デラックスを発掘して芸能界進出へ導いたことでも知られるが、1990年代には『ゴクドーくん漫遊記』を筆頭にヒットを連発していた売れっ子ライトノベル作家であった。その後の活躍が有名

    中村うさぎ、ラノベ黎明期から様変わり「異世界転生」氾濫に喝「テンプレ小説ばかり、書いてて恥ずかしくないのかな」
    klaftwerk
    klaftwerk 2023/03/29
    筑紫女学園卒業の女の子に「先輩」やね、って話をすると嫌がられるんだが、本当凄い人だよなあ
  • 『代紋TAKE2』『ゴールデン・ガイ』の漫画家・渡辺潤 任侠漫画の人気作家はなぜ萌え絵を描き始めた?

    『代紋TAKE2』は原作・木内一雅、作画・渡辺潤のコンビで連載された。単行全62巻。 1989年のデビュー以来、『代紋TAKE2』から『三億円事件奇譚 モンタージュ』など、数々のヒット作を送り出してきた漫画家、渡辺潤。来る2月27日には、現在「週刊漫画ゴラク」で連載中の『ゴールデン・ガイ』第8巻が発売される。 実に33年に渡って漫画を描き続ける渡辺は、進取の精神を常に忘れない漫画家でもある。特に、近年はTwitterに定期的にUPされる萌えキャラのイラストでも人気で、若い世代のファンも獲得している。 それにしても、任侠漫画で評価が高い渡辺が、なぜまったく異質といえる萌えイラストを描くのだろうか。そこには、ファンとの交流を楽しむ渡辺の純粋な気持ちだけでなく、旺盛な好奇心に起因する飽くなき探求心、さらには女性キャラクターの描写で編集者から投げかけられた言葉との葛藤など、実に興味深いエピソード

    『代紋TAKE2』『ゴールデン・ガイ』の漫画家・渡辺潤 任侠漫画の人気作家はなぜ萌え絵を描き始めた?
  • 『ぼっち・ざ・ろっく!』「ちゃお」から「きらら」に作者が移籍し大ヒット! なぜ萌え系4コマ漫画誌から話題作が生まれる?

    ぼっち・ざ・ろっく!』「ちゃお」から「きらら」に作者が移籍し大ヒット! なぜ萌え系4コマ漫画誌から話題作が生まれる? 現在、少女漫画界の最大の問題は、爆発的なヒット作が長らく出ていないことである。アニメーション全体の制作数は増えているし、『鬼滅の刃』や『SPY×FAMILY』など、少年漫画からは絶え間なくヒット作が出ている。しかし、少女漫画を原作とするアニメがほとんど制作されていないのは寂しい限りだ。映画化される作品は時折あるが、社会現象になるほどのヒットには至っていないのが実情であろう。 2018年に放送が始まった『カードキャプターさくら クリアカード編』は、アニメファンの間では話題になった。しかし、あくまでも作は20年以上前に始まった漫画の続編である。それに「なかよし」の連載陣を見ると、2000年前後に連載していた漫画の続編が多い。もはや少女がターゲットではなく、大人を意識した誌

    『ぼっち・ざ・ろっく!』「ちゃお」から「きらら」に作者が移籍し大ヒット! なぜ萌え系4コマ漫画誌から話題作が生まれる?
    klaftwerk
    klaftwerk 2022/11/29
    少女マンガ誌がニッチな存在になってしまったからなあ……
  • 菊地成孔による新バンド・ラディカルな意志のスタイルズ 初ライブで示した“反解釈”というコンセプト

    菊地成孔による新バンド“ラディカルな意志のスタイルズ”のデビューライブ『反解釈0』が、ジャン=リュック・ゴダール逝去の翌日(2022年9月14日)、東京・WWW Xで開催された。 2021年4月にDC/PRGを解散させた菊地成孔が新たなバンドを立ち上げた。バンド名の“ラディカルな意志のスタイルズ”はアメリカの評論家/作家であり、リベラルな批評で70年代以降の世界に大きな影響を与えたスーダン・ソンダグの著作名。ライブのタイトル“反解釈”も同じくスーダン・ソンダグの著書の名前である。 このバンドの“立ち上げ声明”で菊地は、「<インストルメンタルのダンスミュージック>、以上の説明がつかない」「今まで組織してきた運動体の中でも、最も「今、社会に必要なものは何か?」という、一種の社会主義に1番法っている」と記している。デビューライブに参加したのは、菊地(ss, perc)、林正樹 (pf)、松丸契

    菊地成孔による新バンド・ラディカルな意志のスタイルズ 初ライブで示した“反解釈”というコンセプト
  • 『千歳くんはラムネ瓶のなか』の「このラノ」連覇で考える、明日のラノベの潮流

    この1年間のライトノベルを総ざらいする『このライトノベルがすごい!2022』(宝島社)が刊行。文庫部門の第1位に裕夢『千歳くんはラムネ瓶のなか』が2年連続で輝いた。単行・ノベルズ部門はぶんころり『佐々木とピーちゃん』が「このラノ」ランキング初登場にして第1位を獲得。安定した人気を見せる作品もあれば、急激に広がる作品もあるラノベの“今”が見えるランキング結果になった。 「このラノ」に2つの投票窓口がある。1つはWEBからの投票で、ラノベのファンが好きな作品やキャラクターを選んで推薦する。もう1つが協力者によるアンケートで、たくさんのラノベを読んで感想を書いたり、販売に携わっていたりする人たちが、これから流行りそうなラノベ、ぜひ読んでもらいたいラノベをイチオシする。一般からの投票だけにすると、ベストセラー作品ばかり並んでしまうからだ。 『千歳くんはラムネ瓶の中』は、昨年の「このラノ2021」

    『千歳くんはラムネ瓶のなか』の「このラノ」連覇で考える、明日のラノベの潮流
  • 「週刊少年マガジン」連載作品の半分がラブコメになったのはなぜ? 編集長に聞く時代背景と戦略

    「週刊少年マガジン」(講談社)連載作品の約半分がラブコメになっている。マガジン読者からすれば「何を今さら」な話だろうが、かつては読んでいたが最近は読んでいないという30代以上には驚く人もいるかもしれない。 マガジンでラブコメ作品が増えていった理由と、「マガジンらしいラブコメ」とはどんなものかについて栗田宏俊編集長のコメントを交えて考えてみたい。 マガジンの半分がラブコメになったのはなぜ? 30~40代のかつての読者には「マガジンはヤンキーマンガに強い」という人もまだいるかもしれないが、それにしてもなぜここまで増えたのか。栗田氏は「特にヤンキーマンガを強化しようとか、ラブコメを充実させようということはありません。いい作品を載せるというだけです。いい作品を載せていたら、たまたまラブコメが多かった。結果的にラブコメが多くなったのは、時代がそれを求めているからだと思います」と語る。 ラノベでも近年

    「週刊少年マガジン」連載作品の半分がラブコメになったのはなぜ? 編集長に聞く時代背景と戦略
    klaftwerk
    klaftwerk 2021/10/13
    ラブコメの海外展開ってラノベも含めて同じように動いてるよなあ……
  • 音楽ライブやフェス、3度目の緊急事態宣言で迫られる開催判断 積み重ねてきた感染者ゼロの実績

    2020年は音楽業界及びエンタメ業界にとって冬の時代だった。過去最悪な事態と言っても過言ではない。それぐらいに新型コロナウイルスの影響は直撃していた。 多くのライブが中止や延期になった。公演が開催された場合も密を避けるため、客席の収容人数は最大キャパの50%以下にするよう協力を求められ、ほとんどの公演がそれに従っている。かつて当然に開催されたライブの形が成立しなくなってしまった。 ぴあ総研は、集客エンタメ産業における、新型コロナ禍によるダメージの最新データを公表している(※1)。音楽産業の売上消失額は特に大きい。2020年2月から2021年1月の1年間の市場規模は前年から88%減。演劇や映画など他のエンタメ業界を超える損失割合だ。 特に音楽フェスの市場規模は大打撃を受けている。前年の330億円から97.9%減(323.1億円減)の6.9億円、総動員数も同295万人から96.8%減(285.

    音楽ライブやフェス、3度目の緊急事態宣言で迫られる開催判断 積み重ねてきた感染者ゼロの実績
  • 竹達彩奈×クラムボン ミトに聞く、歌手と音楽作家の理想的な関係性 「10年20年、大切に歌っていける曲を作っていきたい」

    竹達彩奈が、初の配信シングル「Dear Dear」をリリースした。同曲は、クラムボンのミトが制作を担当。年齢を重ねてもずっと歌い続けられるような曲、という竹達のリクエストから完成した「Dear Dear」は、大切な人へ等身大の気持ちを届けるミディアムバラードになった。 2012年に2ndシングル『♪の国のアリス』で初めて対面し、2016年の3rdアルバム『Lyrical Concerto』収録曲「AWARENESS」以来、約4年ぶりとなる今回のタッグ。両者の出会い〜歌手、音楽作家としてのそれぞれの印象、そして「Dear Dear」に込めた思いとは。歌手と作家の理想的な関係性、それぞれのモノ作りに対する強い気持ちが垣間見えるインタビューとなった。(編集部)【最終ページに読者プレゼント有り】 ミトさんに会ってバンドマンのイメージを覆された(竹達) ーー竹達さんとミトさんが初めてお会いしたのは、

    竹達彩奈×クラムボン ミトに聞く、歌手と音楽作家の理想的な関係性 「10年20年、大切に歌っていける曲を作っていきたい」
  • 『PUI PUI モルカー』ブレイク前夜、監督・見里朝希が語った“制作秘話” 「声優はモルモット以外の選択肢がなかった」

    1月10日ごろからTwitterでバズリ、一気に大ブレイクした『PUI PUI モルカー』。作は1月5日からテレビ東京系列「きんだーてれび」内で放送が開始された、ストップモーション(コマ撮り)アニメーションのショートシリーズである。 稿では昨年12月18日に開催された配信イベント「1月放送開始!注目のパペットアニメ『PUI PUI モルカー』と監督・見里朝希の世界」から一部を記す。ショート系の作品は長編映画や30分枠のテレビシリーズなどに比べると、事前の露出が限られてしまいがちなだけに、ブレイク前夜を窺える数少ない資料になった。 登壇したのはラッパーの宇多丸氏、監督の見里朝希氏。進行は宣伝プロデューサーの山和宏氏が務めた(宇多丸と見里が話すのは今回が初めてとのこと。ちなみに2016年の第10回TOHOシネマズ学生映画祭にて、宇多丸は「ライムスター宇多丸×学生」と題された学生実行委員と

    『PUI PUI モルカー』ブレイク前夜、監督・見里朝希が語った“制作秘話” 「声優はモルモット以外の選択肢がなかった」
  • 『チェンソーマン』はなにが衝撃的だったのか? ジャンプ大好き評論家3名が徹底考察

    鬼滅の刃』の歴史的ヒットでまたしても黄金期を迎えていると目される「週刊少年ジャンプ」の中でも、特に話題となっている芥見下々の『呪術廻戦』と藤本タツキの『チェンソーマン』。両作について、ドラマ評論家の成馬零一氏、書評家の倉さおり氏、アイドル専門ライターの岡島紳士氏が語り合う「ジャンプ座談会」の後編では、12月14日発売の「週刊少年ジャンプ」にて、最終回を迎えることが明かされた『チェンソーマン』を徹底考察。 衝撃的な展開の連続で、漫画ファンたちの度肝を抜き続けた『チェンソーマン』はどんな作品だったのか。最終回を前に、その魅力を改めて振り返ってみたい。(編集部) ※稿にはネタバレがあります。 ※稿は11月半ばに収録されたもので、最終回についての言及はありません。 ※『呪術廻戦』について語った前篇はこちら 『チェンソーマン』は信頼できない漫画? 『ファイアパンチ』 岡島:『鬼滅の刃』の吾峠

    『チェンソーマン』はなにが衝撃的だったのか? ジャンプ大好き評論家3名が徹底考察
  • 『葬送のフリーレン』魔王を倒した後の世界、不老長寿の魔法使いが抱いた思いとは?

    『葬送のフリーレン』が表紙&巻頭カラーを飾った『週刊少年サンデー』35号 『響~小説家になる方法~』の柳光晴が、将棋界を舞台にした『龍と苺』で鮎喰響に負けない天才少女の暴れっぷりを描き、『うる星やつら』や『境界のRINNE』の高橋留美子が、『犬夜叉』を思わせる伝奇バトル『MAO』で一段と冴え渡る創作力を見せている『週刊少年サンデー』。そこで、長い年月を生き続けるエルフの魔法使いを主人公にして、じわじわと人気を広げている漫画がある。 『ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア』の山田鐘人が原作に回り、第82回小学館新人コミック大賞で「MEET UP」が少年部門の佳作となったアベツカサが作画を手がける『葬送のフリーレン』だ。 八百比丘尼という伝説がある。人魚の肉をべた女性が不老不死の身となって、それからは何度結婚しても夫は年を取って死んでしまう。女性は出家して尼となり、全国を旅して回り8

    『葬送のフリーレン』魔王を倒した後の世界、不老長寿の魔法使いが抱いた思いとは?
  • sora tob sakana、ラストアルバムで紐解く解散までの軌跡 アイドル界でも異彩を放った唯一無二のアイデンティティ

    9月6日に日青年館ホールにて開催される、ラストワンマンライブ『untie』をもって解散することを発表した、3人組アイドルグループ「sora tob sakana(略称はオサカナ)」。8月5日には、彼女たちのラストアルバム『deep blue』がリリースされる。ポストロック、エレクトロニカを基調とし、アイドル界で唯一無二のオリジナリティを誇る音楽性を持つ彼女たちが最後に放つアルバムは、約6年に渡る活動の集大成的作品となっている。 壮大な世界観とダークな雰囲気を持つ新曲「信号」 ラストアルバム『deep blue』は、「BD付初回限定盤」「DVD付初回限定盤」「通常盤」の3形態でリリースされる。共通してCDに収録されるのは、過去の代表曲9曲に加え、「信号」と「untie」の新曲2曲の、全11曲。昨年5月にメンバーの風間玲マライカが卒業し4人体制から現行の寺口夏花、神﨑風花、山崎愛の3人体制に

    sora tob sakana、ラストアルバムで紐解く解散までの軌跡 アイドル界でも異彩を放った唯一無二のアイデンティティ
  • 90年代『コミックボンボン』がオタクに与えた衝撃ーートラウマ級ガンダム漫画に見る、大人の悪ふざけ

    90年代、男児の世界は二分されていた。『コロコロコミック』と『コミックボンボン』、どちらを読むのかという大問題が存在していたのである。両方買ってもらっていたという奴もいたが、大抵の子供は片方しか買ってもらえない。この2誌のうちどちらを購読していたかは、人によってはその後の生き方にかなりの影響をもたらすよう重大な問題だった。 『コロコロコミック』は、現在まで続く男児向けコミック誌の王道である。特に男児ホビーにおける90年代コロコロの影響力は、それはもう凄まじいものだったという記憶がある。ミニ四駆やハイパーヨーヨー、ビーダマンにポケモン……世代的にはおれの年代からはズレるが、ベイブレードやムシキングもコロコロの影響が強い。今現在30歳過ぎの男性なら、どれかひとつくらいはコロコロ発の男児ホビーに触れたことがあるはずだ。 しかし一方で、おれはボンボン派だった。インターネットでもよく言われていること

    90年代『コミックボンボン』がオタクに与えた衝撃ーートラウマ級ガンダム漫画に見る、大人の悪ふざけ
    klaftwerk
    klaftwerk 2020/07/27
    特殊性癖界隈はボンボン読者率が結構多かったな
  • なぜ学校で音楽を学ぶのか? 大谷能生『平成日本の音楽の教科書』が浮き彫りにする、音楽教育の意義

    大谷能生『平成日音楽の教科書』(新曜社、2019年)はちょっと変わったアプローチで音楽について考えるだ。なにがユニークかというと、「日音楽の教科書にはなにが書いてあるか」に的を絞っているということ。あくまで主役は教科書。大谷の言葉を借りれば、「「音楽の教科書」をアタマからトータルに、予断を持たず、一つの読み物として、いわばひらたく読んでみること」(p.49、強調は原文ママ)。ひたすらこれに徹したなのだ。 しかし果たしてそこからなにが得られるか、と思って読み進めると、驚くほどに鮮やかに「学校で音楽を学ぶ」ことに込められた思惑(つまり、国が音楽を通じてなにを身につけて欲しがっているか)や意義(反対に、いち個人が音楽教育からなにを学びうるか)が浮かび上がってくる。さらにそこからまた一歩踏みこんで、そもそも音楽っていったいなんなのか、どういうふうに付き合っていけばいいのか、という原理的

    なぜ学校で音楽を学ぶのか? 大谷能生『平成日本の音楽の教科書』が浮き彫りにする、音楽教育の意義
    klaftwerk
    klaftwerk 2019/11/23
    興味深い本が
  • 内田真礼×クラムボン・ミトが語り合う、歌手と作家における“表現の源”

    クラムボン・ミトによる、一線で活躍するアーティストからその活動を支えるスタッフ、エンジニアまで、音楽に携わる様々な”玄人”とミトによるディープな対話を届ける対談連載『アジテーター・トークス』。今回は番外編として、彼が編曲で参加した『c.o.s.m.o.s』を表題曲としたシングルを10月25日にリリースしたばかりの内田真礼と対談。これまで楽曲への参加やライブを見たことはあったものの、意外にも初顔合わせだったという2人によるトークが実現した。 内田が表現者として今作で挑戦したことや、自身の歌声の特徴とは? さらに声優アーティストの楽曲を数多く手掛けるミトが分析する、内田真礼のチャームポイントとは。「解放」をテーマに作り上げられていった今回の「c.o.s.m.o.s」に、ミトが込めた意匠などについても訊いた。(編集部) 内田「歌手活動の原動力は『楽しい』に尽きる」 ーーまずは内田さんとミトさんの

    内田真礼×クラムボン・ミトが語り合う、歌手と作家における“表現の源”
  • ROTH BART BARONがUKの音楽文化にふれて手にしたもの 「チャンネルが一つ増えた感覚」

    三船雅也(Vo/Gt)と中原鉄也(Dr)によるROTH BART BARONがUKにも活動の場を広げるべく、イギリスでEP盤&ミュージックビデオを制作するプロジェクトをクラウドファンディングサイト・CAMPFIREにて成功させ、見事音源が完成した。 ブラッドリー・スペンス(Coldplay・Bell and Sebastian・Radioheadなどを手掛けるエンジニア)やドイツ人女性映像作家ジュリア・ショーンスタットとともに音源やMV制作を実現した彼ら。今回は2人にインタビューを行ない、UKで掴んだ手応えや、各楽曲の解説、普段と違う現場を目の当たりにして受けた衝撃などについて、大いに語ってもらった。(編集部) 「(UKの音作りについて)“綺麗”という価値観を大事にしている」(三船) ーーCAMPFIREでのプロジェクトが終わり、「Demian (UK mix)」と「ATOM (UK mi

    ROTH BART BARONがUKの音楽文化にふれて手にしたもの 「チャンネルが一つ増えた感覚」
  • クラムボン・ミトとbambooが考える“悪巧み”の重要性 バンドを長く続けるために守るべきことは?

    クラムボン・ミトによる、一線で活躍するアーティストからその活動を支えるスタッフ、エンジニアまで、音楽に携わる様々な”玄人”とミトによるディープな対話を届ける対談連載『アジテーター・トークス』。第四弾となる今回は、クラムボンがCAMPFIREで『クラムボン×岩井俊二「日比谷野外音楽堂ライブ」映像化大作戦』プロジェクトをスタートさせたことを記念し、同社のキュレーターであるbamboo(milktub)との対談を行なった。 bambooは自身のバンド・milktubでもアニメ『有頂天家族2』のオープニング主題歌シングル『成るがまま騒ぐまま』を4月26日にリリース、株式会社キッチンガイズファクトリーの代表として社内ブランド「OVERDRIVE」でゲーム音楽のプロデュース業を手がけるなど、音楽業界の表と裏で活躍するクリエイターでもある(参考:ニューロティカ&bambooが考える、老舗バンドこそクラ

    クラムボン・ミトとbambooが考える“悪巧み”の重要性 バンドを長く続けるために守るべきことは?
    klaftwerk
    klaftwerk 2017/04/27
    やっぱり音楽関係でこの辺りの感覚ってGrateful Dead辺りの潮流が源流になるのか。2000年頃に関わったことであの界隈が本当に濃いのは知ってるけど。
  • 菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね

    *以下のテキストは、 マスメディアがアカデミー賞レースの報道を一斉に始める前の、2月20日に入稿、更に4日前に書かれたもので、つまり所謂 「あとだしジャンケン」ではない旨、冒頭に強調しておく。 今時これほど手放しで褒められてる映画があるだろうか? 当連載は、英語圏の作品を扱わないので今回は<特別編>となる。筆者は映画評論家として3流だと思うが、作は、複数のメディアから批評の依頼があった。大人気である。「全く褒められませんよ」「こんな映画にヒーヒー言ってるバカにいやがられるだけの原稿しか書けませんけど」と固辞しても、どうしても書けという。 そりゃあそうだ。筆者は一度だけヤフーニュースのトップページに名前が出たことがある。ジャズの名門インパルス!レーベルと、米国人以外で初めて契約したから? 違う。女優の菊地凛子を歌手デビューさせたから? 違う。正解は「『セッション』を自分のブログで酷評したか

    菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね
    klaftwerk
    klaftwerk 2017/03/07
    菊地成孔氏、15年前にTCUP掲示板で喧嘩してるの見てるから「変わらないなあ」という感想しか思いつかない。