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ブックマーク / www.isas.jaxa.jp (3)

  • 金星探査機「あかつき」との通信状況について | 宇宙科学研究所

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2010年に打ち上げた金星探査機「あかつき」については、2015年の金星周回軌道投入を経て、約14年間に渡り運用を続け、高い科学的成果を挙げてまいりました。「あかつき」は、2018年のプロジェクト終了審査を踏まえ定常運用を終え、後期運用として観測を行っておりましたが、今般、2024年4月末の運用において、姿勢維持の精度が高くない制御モードが長く続いたことを発端として通信を確立できなくなりました。 その後、復旧へ向けて各種対策を行っておりましたが、現時点で通信は回復しておりません。現在、通信の回復へ向けて、復旧運用を行っております。 既に探査機として打上げ後4年半の設計寿命を超えており、後期運用の段階に入っていることも踏まえ、今後の対応について検討しております。JAXAとしての方針が決定され次第、お知らせいたします。 以上

    金星探査機「あかつき」との通信状況について | 宇宙科学研究所
  • 「はやぶさ」による帰還試料に水を発見 | 宇宙科学研究所

    「はやぶさ」が小惑星イトカワ表面から採取し、地球に届けた試料から「水」が検出されました。小惑星表面に水(正確には含水鉱物)があることは間接的にはわかっていましたが、小惑星の表面物質から直接、水が検出されたのは、今回が初めてです。含有量は予想以上に多く、さらに水の特性は地球のそれと似ていることもわかりました。原始の地球に水をもたらしたにはイトカワのような小惑星かもしれません。 研究で分析された、小惑星イトカワで採取された試料。人間の髪の毛の太さ(100 - 500㎛)と比較しても半分以下の大きさで、分析には高い感度が必要なことがわかる。 Credit: Z. Jin and M. Bose/ASU/JAXA JAXA宇宙科学研究所にある地球外試料キュレーションセンターは、「はやぶさ」が持ち帰った小惑星イトカワの試料が地球の物質に汚染されない状態で、一次的特徴を記載してカタログ化しています。

    「はやぶさ」による帰還試料に水を発見 | 宇宙科学研究所
  • 「あかつき」搭載の2つのカメラ、科学観測を休止 | 宇宙科学研究所

    金星探査機「あかつき」には5つのカメラが搭載されています。このうち2つのカメラ(1μmカメラと2μmカメラ)について、JAXAは科学観測を休止することを決定しました。他のカメラ(中間赤外カメラ、紫外イメージャ、雷・大気光カメラ)は正常に観測を継続しています。 「あかつき」に搭載されている1μmカメラ(IR1)と2μmカメラ(IR2)は、平成28(2016)年12月9日に2つのカメラを制御する機器が示す電流値が不安定になり、翌12月10日の可視運用では両カメラのスイッチを入れることができなくなりました。「あかつき」プロジェクトチームは12月10日からリカバリー作業を開始しました。しかし、電流値の不安定は改善されていません。 同時に、電流が不安定となった原因の究明も進めています。いくつかの直接的かつ可能性の高い原因を調査し、再現実験なども行っていますが、いずれも機器劣化に起因する可能性が高いと

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