タイトルに「の」が多いですね。 連載中の『HUNTERXHUNTER』、個人的には会長選挙の行く末の方が興味あるのですが……。 かりそめにも主人公であるゴン・フリークスを救うべく、その手立てを掴もうとするキルア・ゾルディックが実家に帰るアルカ編が進行中です。 そのアルカの能力は、「おねだり」と「お願い」で釣り合いが取られたややこしいルールがわざわざ設定されています。 いくら作者がゲーム的なギミック(知恵比べやギャンブルの要素)が好きとは言え、なんでまたイベントごとにこういうギミックを新たに組むのかなー、と不思議だったのですが、これって 「デウス・エクス・マキナとしか描きようのない新手のスタンド使い」 という能力バトル漫画の宿命に対し、 「代償と得るものの均衡」を必要以上に誇張したルールを付与することで 「ご都合主義的な都合の良さ」から目を逸らさせようとする試み ……としても評価できそうだな