オンラインゲーム開発・運営のガマニアデジタルエンターテインメントは、新たなエンタテイメント事業としてアニメ制作を積極的に進める。このほど同社が制作したオリジナルアニメーション『水火108』が、イギリスのカートゥーンネットワークで放映されることが明らかになった。 『水火108』は、『水滸伝』をモデルにした2Dと3Dを融合したアニメーションで、1話約11分全52話で構成されている。2009年春からイギリスのカートゥーンネットワークで放映開始をする。 ガマニアによれば、同社はオンラインゲーム以外の総合的なエンタテインメント事業の展開を目指している。アニメは台湾にあるガマニアクリエイティブセンターで制作をしており、オリジナルの作品を国際展開を行う。 今回、イギリスでの放映が決まった『水火108』は、既に2003年国際クラスデジタルコンテンツモデル賞を受賞、2004年にはアメリカのThe Nic
ゲームソフト大手のスクウェア・エニックスが、11月19日に平成20年中間期決算を発表した。連結売上高は722億7100万円(前年同期比4.9%減)、営業利益は97億5200万円(同6.4%増)、経常利益は93億300万円(同1.0%減)、当期純利益は43億9700万円(同32.5%増)である。 売上高、営業利益、経常利益はほぼ前年並みと言ってよく、比較的変化に乏しい業績である。しかし、今期は他のゲームソフトメーカーが軒並み好決算を出しており、そうしたなかではやや物足りない結果でもある。 主力のゲーム事業は、「ファイナルファンタジー」シリーズがPSP向けやニンテドーDS向けに好調だったが、北米事業の落ち込みが大きかった。同事業の売上高は204億4800万円(前年同期6.6%増)だが、営業利益は41億4700万円(同3.8%減)である。 一方で気になるのはオンラインゲーム事業である。同社は
9月7日にゲーム会社のアトラスが、平成19年7月期業績予想の修正と特別損失の発生を明らかにした。企業業績は国内と海外の双方でのゲームソフトの販売が好調で、予想を上回る内容となっている。 しかし、当期純利益はパチンコ・パチスロなどの遊技機事業からの撤退を決めたことから、撤退に伴う特別損失が発生し、従来予想を大きく下回ることになる。 平成19年7月期の新たな連結業績予想は、売上高は80億900万円から79億8400万円にやや減少する。一方、営業利益はこれまでの1億2000万円のマイナス予想から2億5800万円の黒字に、経常利益は1億3000万円の赤字予想から3億円の利益にそれぞれ大幅に上方修正される。 これは同社がPS2向けに今年4月に発売した『ペルソナ3 フェス』と5月に発売した『オーディンスフィア』の出荷本数が予想を上回ったためである。 さらに米国子会社のアトラスUSAでも、5月に発
大手広告代理店の博報堂DYは、同社のメディア事業子会社博報堂DYメディアパートナーズを通じて映像製作・流通の有力企業東芝エンタテインメントの全株式を東芝より取得し、完全子会社化する契約を結んだ。 買収価格は明らかにされていないが、同社の資本金は4億9000万円、年間売上高は80億円程度と見られる。4月16日に株式譲渡契約が結ばれ、5月1日付で株式の取得が完了する。また、5月1日の株主総会を経て、博報堂DYメディアパートナーズの春名慶氏が新社長に就任する。 博報堂DYは製作出資を通じて数多くの映像事業を展開しており、アニメ事業も強力である。昨年は大ヒット劇場アニメ『ゲド戦記』に出資したほか、テレビアニメでは『交響詩篇エウレカセブン』、『コードギアス 反逆のルルーシュ』などを手掛けている。 博報堂DYによれば東芝エンタテインメントを傘下におさめることで、同社が過去30年間続けてきたメディア
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