AとBを集合とした場合、「A⊂B」は、「AはBに含まれる」又は「AはBの部分集合である」ことを意味し、英語では、「A is included in B」又は「A is a subset of B」と呼ばれる。 一方で、「A⊃B」は、「AはBを含む」又は「AはBを部分集合として含む」ことを意味し、英語では、「A includes B」又は「A is a superset of B(AはBの超集合(スーパーセット)である)」と呼ばれる。 初期の集合論を築いたのは、ロシアの数学者であるゲオルク・カントール(Georg Cantor)とドイツの数学者であるリヒャルト・デデキント(Richard Dedekind)、さらには彼らに続くイタリアの数学者であるジュゼッペ・ペアノ(Giuseppe Peano)等であるが、デデキントの1872年の著作「数について」において、「⊂」の記号が使用されている。