大学入試センター試験が1月18日、19日両日、実施される。今年は55万7699人が志願、全国の各会場で受験する。 そんな受験生たちを狙って痴漢をするよう呼びかける投稿がインターネットの掲示板やSNSで毎年のように現れる。「入試は遅刻厳禁だから、女子高生を痴漢し放題」「センター試験に遅刻できないから、痴漢しても我慢するので狙い目」といったものだ。 そこで、痴漢から受験生たちを守る活動「#withyellow」が始まっている。センター試験日に「黄色いもの」を身につけ電車に乗り、痴漢行為を見つけたら被害者を助けたり、通報したりするというもの。痴漢被害があった場所がネット上でわかる「痴漢レーダー」を開発した企業が呼びかけてスタート、誰でも参加できる。見守る人たちが連帯して、受験生に負担がかからないようするという。(弁護士ドットコムニュース編集部・猪谷千香) ●「センター試験の受験生を狙った痴漢」う