ワシントン(CNN) 米国のトランプ大統領は13日、ホワイトハウスでの動画による声明を発表し、新たな暴動の脅威が迫っているとして国民に平静を呼びかけた。この数時間前には下院で自身への2度目となる弾劾(だんがい)決議案が可決したが、声明ではそのことに触れなかった。 トランプ氏は大統領警護隊(シークレットサービス)から説明を受けたとしたうえで、首都ワシントンが新たな暴動の脅威にさらされていると警告。国民に平静を保つよう求めた。当局者の1人がCNNに明らかにしたところによると、当該の説明は11日に行われ、これを受けてトランプ氏は動画の撮影を決定したという。 動画の中で、オーバルオフィスの執務机についたトランプ氏は、「本当に私を支持する人々なら、政治的な暴力を認めるはずがない。本当に私を支持する人々なら、警察や我が偉大なる米国旗に敬意を払わないはずがない」「今、我々の指針を信じるすべての人々に求め