松(まつ)とは、管理工学研究所が開発したMS-DOSで動作する日本語ワープロソフト(パーソナルコンピュータのアプリケーションソフトウェア)。名前の由来は「松竹梅」の「松」より。パソコン普及初期にジャストシステムの一太郎と人気を二分し、一太郎のシェア拡大以後も軽快な動作や高度なカスタマイズ機能を目玉に開発・販売が続いた。パーソナルコンピュータのオペレーティングシステムの主力がMicrosoft Windowsに移行した後、ユーザーは他のワープロソフトに移行した。 「松」の変換機能を独立させた日本語入力フロントプロセッサ「松茸」とシェアウェアとして発表された松風についても記述する。 「松」の歴史[編集] 松(コードネーム竹・初代)[編集] 1983年7月、日本電気のPC-9801用日本語ワードプロセッサ、その名も「日本語ワードプロセッサ」を発売。社内でのコードネームは「竹」だった[1]。この時