米大リーグ、アストロズの不正なサイン盗みに関し、ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)は7日、同球団が相手捕手のサインを解読するプログラムを開発していたと報じた。同紙は「フロントがサイン盗み構想の基礎を築いたことを物語っている」と指摘した。 プログラムはエクセルを応用したもの。捕手が投手に示したサインと実際に投じられた球種などを入力して、関連性を割り出していたという。 アストロズのジェフ・ルノー前ゼネラルマネジャー(GM)は、大リーグ機構(MLB)の調査に対し関与を否定していた。しかし、開発を担当した職員は、GMはプログラムの説明を受けており実際の試合で活用されることも知っていたはずだと証言している。