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ブックマーク / komachi.hatenablog.com (9)

  • word2vec を超えた異空間 - 武蔵野日記

    今日は第9回最先端 NLP 勉強会参加のためにリクルート MTL カフェへ。 この勉強会は毎年この時期に開催され、最前線で活躍する人たちがみんなが読みたいと思っている論文を紹介する、という趣旨で開催されている勉強会で、読む前に論文の投票があったりなんだりと、独特のプロセスがある。 自分はというと今年は以下の論文を紹介。 Ding et al. Visualizing and Understanding Neural Machine Translation. ACL 2017. 詳しくは紹介スライドを見てもらえるといいのだが、ニューラル機械翻訳を可視化したいというモチベーションで、ニューラル機械翻訳ではデコード時のアテンションを見ることで少しは見当が付くのだが、それでは全然十分ではないのでもっと細かく見たい、という話(アテンションはアライメントとも違うので、解釈しにくい)。 あとで [twi

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    peketamin
    peketamin 2017/10/03
  • Python で計算量を意識する - 武蔵野日記

    アルゴリズムとデータ構造ワークショップ3日目(最終日)。 受講生たちの進度を聞くと、ちょっと厳しそうだったので、午前中いっぱいはデータ構造を続けてもらう。 お昼はくら寿司である。宅配だと高くなるので、車を持っている後輩に車を出してもらったら、たまたま今日に限ってなぜか家を出るときパンクして、結局タクシーでお寿司を持ってきてくれたりというハプニングがあったようだが、参加者の満足度は高かったように思う。3日それぞれ違うメニューを35人分オンタイムで届ける、というのはかなり大変だろうが、しっかり最後まで大過なく準備してくれて、とても助かった。毎年こんなワークショップができるわけではないが(TAの予算も毎年はつかないだろうし)、ときどきはこういうのがあってもよいかな、と思った。 午後はマージソートやクイックソートを実装してもらう。マージソートは自分も思い入れがあるアルゴリズムなので、ちょっと解説し

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    peketamin 2015/09/28
  • 取り方を知っても取れない博士号 - 武蔵野日記

    朝には歩けるくらいに回復したのだが、しばらく身体を起こしていると頭痛がする程度には病み上がりなので、職場に電話して有給休暇を使う。在宅で仕事をしようかと思ったのだが、仕事ができるような体調でもなかった……。 娘も今日から保育園に行ってよいと言われていたのだが、まだ動作が緩慢だし、下痢も治っていないので、家で過ごすことになる。親子仲良く家でまったりと過ごす。 そういえば先日「博士号の取り方」を読んだ。[twitter:@ceekz] さんが何回か取り上げていたので興味を持ったのである。 博士号のとり方 学生と指導教官のための実践ハンドブック 作者: エステール M フィリップス,デレック S ピュー,角谷快彦出版社/メーカー: 出版サポート大樹舎発売日: 2010/01/25メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 42回この商品を含むブログ (9件) を見るタイトルからは

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    peketamin 2015/03/31
  • Unix を使える学生は急速に減っている - 武蔵野日記

    午前3時から NLP(自然言語処理)若手の会シンポジウム・情報処理学会自然言語処理研究会関係の仕事を黙々とする。大学運営関係のお仕事は9月中旬までないので、いまのうちに溜まった仕事を片付け、9月の準備をしておき、10月以降に備えたい(授業が週3コマある)。 (2014-08-21 追記)タイトルだけ見て反応する人が多いので、よくあるコメントについて冒頭で説明しておく。 「最近の若い者はなっとらん」と言っているだけで、教育もしていないなら当然。→8月20日に追記したが、教員なので教育するのが仕事の一部であり、研究室に配属された学生は最初週20時間(1個2時間×10個)の勉強会に出てもらい、それぞれ合計すると演習を解いたりするのに週20時間かかるようなので、合計週40時間基礎勉強に使ってもらっている。(参考: 研究室の勉強会のスケジュール) 必要性がないとやらないのでは?→世の中の99%の人に

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    peketamin 2014/08/20
  • パターン認識の人手最強伝説 - 武蔵野日記

    午前中は機械学習の基礎勉強会の最終回。1冊全部通読できてよかった。 昼から研究室配属の説明会。誰がうちの研究室を希望してくれるかな? 連続して学部3年生のプロジェクト実習の最終発表会。学生たちが各自チームで半年間研究した成果を発表してくれた。トップバッターの女の子4人組チームがとてもプレゼンがうまく、出した数値も段違いによく、他のチームのほぼダブルスコアで、最優秀発表賞を受賞していた。ポスター発表を聞くと、ポスターにはアルゴリズムが前面に書かれていたが、質問してみたところアルゴリズムが問題なのではなく、驚くべき手法によってその精度が達成されていた。 タスクは顔画像認識で、人物の映る画像が与えられたとき、それが誰か当てるという課題。ただ、この実験は設定が特殊で、画像に手を加えてもいいことになっていた。そこで、彼女たちは数千枚の写真画像からなる訓練事例とテスト事例の両方で、まず顔の中心点を決め

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    peketamin 2014/01/26
  • 日本語で読める自然言語処理の参考書まとめ - 武蔵野日記

    第5回入力メソッドワークショップのために京都へ。元々はオープンソース界隈の入力メソッド開発者が中心になって年に1回集まる(同窓)会だったのだが、ここ数年は大学で入力メソッドのレイヤーの研究をしている人や実際に MS, Apple, Google 等入力メソッドの開発に関係している人が中心になってきている。入力メソッドを現在開発していなくても、過去に作っていた人もいらっしゃるので、いろいろとおもしろいお話が聞ける。 自分は去年までは奈良・京都からの参加なので近かったが、今年から東京に引っ越したので、朝起きて品川経由で京都まで。7時40分の便だったが、満席でびっくりした。そうか、世の中的には今日が帰省のピークなのか。 米原で雪のため少し遅れたが、10分遅れで京都に着いたら晴れていた。ワークショップ開催まで時間があったので、NAIST の [twitter:@tom_shibata] さんと近鉄

    日本語で読める自然言語処理の参考書まとめ - 武蔵野日記
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    peketamin 2014/01/03
  • Apple や Google でインターンシップをしたいなら、パッチを書きなさい - 武蔵野日記

    [twitter:@teenst] くんのTwitter経由で私がアップル社のインターンシップをTwitterで募集することになった経緯と結果を読む。たぶん日の大学生はApple (に限らずアメリカの大企業で求められている能力) を知らないので、「チャンスがあるなら挑戦したい!」と思うのかもしれないが、ほとんどの人の場合、応募以前の問題であることが多いのではなかろうか。たぶん日的感覚では、勉強のためにインターンシップに行きたい、というのだろうが、少なくともなにがしかの仕事ができる人でないと難しいのである。 Appleでのインターンシップについてはこちらの記事にも反応したことがあるのだが、コードを書ける人に言いたいのは、日常的に英語を使いましょうということ、逆に英語にはそんなに問題がないなら、開発しましょうということ。恐らく何らかの世界的なオープンソース開発コミュニティに2年以上継続して

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    peketamin 2012/08/28
  • 自然言語処理は Python がいちばん - 武蔵野日記

    現在大学1年生の人で3年後には NAIST に (というか松研に) 来たいという人から「どんなプログラミング言語やっておくといいですか」と質問されたりするのだが、なかなか答えるのは難しい。自分は PerlPython がメインでときどき C++/C# を使ったりするのだが、どれが一番いいかはなんとも言えないので、自然言語処理以外に転向する可能性も考えると、C とか C++ とか Java とか(授業でそちらをやるのであれば)を最初の武器に選んだ方がいいのでは、と思ってはいる。 そんなこんなで最近 Hal Daume III (機械学習を用いた自然言語処理では非常に有名な人) のブログで Language of Choice というタイムリーなエントリーが出ていたので、紹介すると、「それなりに大きな自然言語処理のプロジェクトでどのプログラミング言語を使うのか」というアンケート結果が出

    自然言語処理は Python がいちばん - 武蔵野日記
  • 英語の壁を諦めてから拓ける道もある - 武蔵野日記

    どうやら寝る4時間前までにご飯をべるのがいいらしい。あと牛乳。子どものころは毎日牛乳、ご飯のときも牛乳だったが、あれは実はお腹によかったのか……。 腰はやはり温泉に行ってしばらく湯船に浸かるとよいようだ。温度・湿度のせいか、それとも浮力のせいか分からないが、1日行くと1週間くらいは回復するみたい (先週は行きそびれた)。やっぱり水泳したほうがいいのかな〜。 先日の日記のコメント欄で教えていただいたのだが、英文校正サービス enago の「トップ研究者インタビュー」がおもしろかった。基的には「日人はネイティブ並に英語ができるようにはならない。諦めるところから始まるものもある。」というスタンス (別に「だから英文校正を利用しなさい」と誘導されているわけではなく、単にインタビューだけ)。タイトルからして秀逸。 第7回 東京大学大学院教授 上野千鶴子氏 「私は英語圏で勝負するのを断念した。」

    英語の壁を諦めてから拓ける道もある - 武蔵野日記
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